宇宙戦艦ギャラクティックジョーズ艦長ことジンベエ・フォン・シャークスコッチは今日も今日とてサイト内に訪ねて来て下さるお客様を捕獲すべく（いや、彼は単に話がしたいだけなのだが）あちこちにトラップを仕掛けていた。 「ジン様！今度は一体何でございますか！そのように爆薬を多量に使われて！」 ジンベエは額にかかった紫紺の前髪をさら、と絹の白手袋をはめた右手で撫で付けて笑った。 「ブルーよ。案ずるな。量は確かに多いが、全て私の計算の通りだ。物理的な爆破力を魔法力に変換し、その力で訪問者を封印する・・・・ふっ・・・・私だからこそできる技なのだがな。」 ブルーに向かってくるりｖと振り向いたジンベエの肘がなにやら四角い箱のレバーに当たってかちり♪という音がした。ブルーの顎が落ちる。 どかーん 「ん・・・・・ここは・・・・？」 爆発に巻き込まれ、気を失っていたジンベエが目を覚ましたのは、茫洋とした白い霧に包まれた異空間であった。 「誰も・・・・居ないのか・・・・・」 どうやらここにいても拉致があかないと、ジンベエは立ち上がった。背中の紫紺のマントが風もないのにはたはたとはためく。 「ブルー！待っていろ！心細いであろうが、すぐに私がそこに駆けつけるからな！」 ・・・・迷子になったのはあんたでしょうが・・・・・ |
| Mission! 妙な場所に飛ばされてしまったジンベエを副官のもとに送り届けてあげて下さいｖ たぶんあそこにいってもダメだろうな、というところにいくとやっぱりダメですが、いろいろと楽しいかもしれません。逆に早く副官の顔を見たい方は「この人なら！」という人に迷わず声をかけましょう。 途中でやめたいときには ブラウザの「戻る」で戻って下さい。 セーブ機能等は一切ついておりませんので悪しからず、です。 また、読み込み時間を短くするため、同じページにたくさんの文が書いてあります。スクロールされると全部見えてしまいますのでご承知置きください。 |
「さて・・・・どうしたものか・・・・むむ・・・・・？」 ジンベエがあたりを見回すと、いくつかの穴が地面にあいていた。・・・・そのほかには脱出口はないようである。 「私の今までの人生において、“穴があったら入りたい”と思ったことなど嘗て一度もなかったのだが・・・・・仕方あるまい。」 ジンベエは穴の一つに飛び込んだ。 さて、どの穴？ 美味しそうな甘い匂いがしてくる穴 町の賑わいが聞こえてくる穴 灰色にどんよりと濁った穴 |