| これからもよろしく |
ホイミンは、テーブルの上のグラスをじいっと見つめた。真正面には、謎のような微笑を浮かべながら、そのグラスをホイミンに勧める、露出度の高い衣装の上に簡単な上着だけをはおった妖艶な踊り子。ホイミンはもじもじと体を揺らした。 にこにこと笑うマーニャは、深紅のマニキュアを塗った小指をたてて、ワインの瓶を持ち、深い赤紫の液体を、トクトクと音をさせてグラスへと注ぐ。 「はいッ、どーぞ。お料理はあとからどんどんくるから、その前にぐーっとやって頂戴。ぐーっと。」 ホイミンは一度グラスに手をかけたものの、外し、大きく息をついた。 「どうしたのー？おねーさんがあなたの為に、って用意した最高級のワインよー？さー、どーぞｖ」 ホイミンはゴクリ、と唾を飲み込み、グラスに手をかけ……カタカタとグラスが震えた。 「高い奴だからって遠慮しなくてもいいわよー。とおってもおいしいんだからｖ」 ホイミンは目を瞑って、一気にグラスの中身を口に流しいれ……しばらく黙っていたが、座っていた椅子ごと後ろに倒れた。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 「ごめんねーホイミン君。あれくらいで倒れるなんて思わなかったのー。」 自分たちに割り当てられた部屋にホイミンを運んだマーニャは、寝台の横の椅子に座り、手を合わせて青年吟遊詩人に詫びた。 すると、額に濡れタオルを乗せ横になっていたホイミンはずきずき痛む頭を押さえながら起き上った。 「いえ、すみません。折角の高いお酒なのに、倒れてしまって。」 「ホイミン君、お酒、弱いんだー。」 「えっと、あの……。僕、まともに飲んだことがなくって……。」 「まだお酒を飲んだことがないですって!?折角見かけがイイ感じに育ってきたのに、そんなどんくさいことでどうするの。お酒を飲めないなんて、人生の楽しみの半分を捨てちゃってるってことよ……!?」 ホイミスライムもかくや、というほどに目をまんまるにするホイミンの前で、マーニャは笑顔を浮かべ直し、コホン、と可愛らしく咳払いした。 「ううん、別にいいのよぉー。マーニャお姉さんがお酒の美味しさをこれからゆっくーり教えてあげるから。」 と、その頭をパン、と裏拳の一旋が見舞った。いたた、とマーニャが横を見れば、予想の通り、妹のミネアが湯の入ったポットを片手に怒り顔で立っていた。 「なにすんのよー、ミィちゃん！帰ってくるなりいきなり……いったぁい！」 「なにが“いったぁい”よ。お酒なんて教えなくていいから。コーミズと違って、この国では15過ぎからお酒を飲む、なんて習慣がないのよ。ホイミンさん、無理しないで。飲めないのなら断っても良かったのよ。」 「え、あの、……でも……断ったら……どうなっちゃうか……あの、僕、なんか怖くて……」 怯えている、明らかに怯えている。ミネアは、ドン、と寝台の横の小さな机を叩いた。 「姉さん！何を考えているの。ホイミンさんを誘惑しようとしているわけじゃあないのは私もわかってる。……姉さんが面食いだということはよーっく知ってるわ。ホイミンさんが姉さんの「好みのタイプその３」にばっちりあてはまることも知ってる。でも、ホイミンさんにちょっかいかけるということはあり得ない。だって、ホイミンさんはライアンさんのお友達だし、姉さんはライアンさんを、」 「わーっ！」 マーニャがわたわたと手を振る。 ミネアは、これで自分が完全優位にたったと確信し、姉の前に仁王立ちになって、問い詰める。 「姉さん、ホイミンさんに何を頼もうとしていたのかしら？……姉さんが自分のお金を使って高いお酒と御馳走を奢ろうとする。……何かを狙って居ない限りあり得ないわ、そう、絶対にあり得ない！」 「ちょっとぉ、あたしだってたまには！」 「今まで、そういったことがあったかしら？」 「……ありません。」 ホイミンははらはらし、すみません、なんだかわからないけれど、僕が悪いんです、僕が倒れちゃったから、と、ミネアを宥めた。 「はぁ……。そうね。ここで姉妹喧嘩しても、どうにもならないわ。……で、どうなの？何を頼もうとしていたの？」 マーニャは開き直ったようで、先ほどのミネアと同じように、ドン、と小さな机を叩いた。 「歌よ！この子が歌っている『八勇士のサーガ(英雄譚)』。あの歌の中の間違いをちょこちょこっと訂正して貰おうと思って……」 歌を訂正？……ミネアは昨晩のことを思い出す。キングレオ王レパードがバトランド王国を訪問するにあたって、どういう経緯かわからないが、モンバーバラ劇場の劇団員一同が同行することになった。で、レパードに正式に随行を頼まれたミネアも共に旅を続け、昨日の昼にこの城下町に着き……興行用の天幕を張り、一通りの準備を終わらせたところで、町の片隅で子供たち相手に歌を歌っているホイミンを見つけたのだ。歌っていたのが『八勇士のサーガ』。勇者が７人の仲間と共に、魔王から世界を救ったあまりにも有名な話。吟遊詩人の数と同じだけ八勇士のサーガがあるといっても過言ではなかったが、エンドール在住のロレンスをはじめとした高名な詩人たちが素晴らしい歌詞と旋律を作り、歌いあげ、吟遊詩人の多くは、自分の歌を捨て、それらの“名曲”を歌うようになり、サーガは数曲に淘汰されつつあった。それらはどの曲をとっても勇壮で力強く、それでいて気品に溢れ、曲も技巧が凝らされた素晴らしいものだった。 ホイミンの歌はそれらとは違った。素朴な旋律、素朴な言葉。しかし、声は美しく澄み、耳の奥まですっと入ってくる。そして、ミネアにとっては、それまで聞いたどの『八勇士のサーガ』よりも心に沁みわたり、涙さえ出た。 「あの歌に気になるような間違いがあったかしら？そりゃあ、歌ですもの。旅の途中をはしょったり、私たちが言っていない言葉が入っていたり、そういうことはあったけれど、別に訂正なんてしなくていいことよ？」 「そういうんじゃなくって！ミィちゃん、あんたにも関係があることよ。いい？どのサーガでも、モンバーバラの踊り子は、『妖艶な火の精の化身』で、その妹である占い師は『ミステリアスで神秘的』な娘なのよ。それなのに、この子の歌ときたら！“踊り子のお姐さんはお酒とイイ男と賭け事が大好きで、妹の占い師はお姉さんと口喧嘩が日課”って、これ、どーゆーこと？」 仁王立ちになったまま、ミネアはニコニコッと笑う。 「……それって、どこが間違っているのかしら……姉さん、どこが間違っているか言って御覧なさい。」 ミネアの言葉はあくまで優しく、ミネアの微笑みは聖母のよう…………初対面の人間にはそう聞こえ、そう見えるであろうが、マーニャには、今にも妹の背後からアークデーモンが群れを成して現れそうな気配を感じた。 「……スミマセン、間違ってません。」 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 椅子を壁に近づけ、壁に額をつけて反省しているらしい姉を無視して、ミネアは、ホイミンをゆっくりとベッドの端に座らせると、ほど近い場所に机を動かし、悪酔いによく効くハーブティーをカップに注いでテーブルに置いた。 「はい、少しは楽になるといいのだけれど。少なくとも酔った時の姉さんには効果てきめん。熱いから気をつけて。」 ミネアが微笑むと、ホイミンは両手で包むようにカップを持ちあげ、ふうふう吹きながら中身を飲んだ。頭の奥を覆っている靄が晴れるようなすっとしたよい香りと、仄かな甘さ。ああ、体にしみていくようだ。 「私はホイミンさんのあの歌が大好きですわ。」 ありがとうございます、とペコリと頭を下げたホイミンに、ミネアは尋ねる。 「でも、不思議です。……どうして、ホイミンさんは、私たちのありのままを御存じだったのかしら。……キングレオで初めて会った時にはお話する暇もなかったし、あの歌を作ったのは、サントハイムで私たちといろいろ話をする(←中編「天には光、地には……」参照)前のことだったはずでしょう。他のサーガでは、私たちは生身の人間でないと思えるほどに美化されてしまっているのに。」 それは、と、ホイミンは恥ずかしそうに答えた。 「僕は、歌の先生についたわけではなくて、自分の思うように歌ってきました。なので、サーガを歌う時の約束事というのもわかっていなくて。初めにこういうことを歌って、次がこうで……そういった決まりを知らなかったので、自由に歌詞が作れたんです。ただただ、ライアンさんや皆さんのことを歌にしたい、ってそれだけを考えていました。……僕、ライアンさんの居所を知るために、長い旅をしていました。いろいろな街に行きました。エンドールでは、トルネコさんのことを街の人から聞きました。噂話で聞いた、“全てを見定める眼を持つ大商人”ではなくて、ぽっこりお腹の出たどこにでもいるような親しみやすい人で、家に帰ればいいお父さんで、陽気で、お酒を飲むと一人でラインダンスなんてしたりして……サランの街ではアリーナ様やブライ様やクリフトさんのことを。そして、モンバーバラではお二人のことを……。」 ミネアは空になったカップにハーブティーを注ぎ足す。 「そうだったんですか。街の人ならば、『八勇士』なんて呼ばれる前のありのままの私たちのことをよく分かっていますものね。」 「はい、子供たちがいろいろ教えてくれました。僕、子供たちと話すのが大好きなんです。あとお年寄りやお店の皆さんと話すのも……酒場でならお酒を飲みに来ている人達からもっと話が聞けるよ、と宿の御主人に助言していただいたのですが、僕、さっき御迷惑をおかけした通り、お酒が苦手なので……」 ミネアは、ホイミンと子供たちが楽しげに話をしている様子を想像して口元を緩ませた。 「あら、でも、アレクのことは？……彼の住んでいた村はなくなってしまっていたのに……彼のことは誰からきいたの？」 「それは、ライアンさんから聞いたんです。僕が、他の吟遊詩人の方から聞いた歌に感激して、“凄いですね、勇者様は、御自分の使命を重荷だと感じることなく、まっすぐな心で世界の為に戦ったのですね”、と言ったら、ライアンさんは、ホイミン、それは違うのだ、と言って、勇者さんの迷いや、苦しみのことを教えて下さいました。」 「……そうだたったの。」 ライアンらしい、とミネアは思う。この無垢な少年に、勇者もまたホイミンと同じ一人の人であること、そして彼の迷いや苦しみこそを教えたいと願ったのだろう。 「ライアンさんには他にもいろいろ教えていただきました。実は、モンバーバラでは、お二人の事、有名な踊り子さんと占い師さんとだけしかわからなくて。……ですから、お二人のことは、専らライアンさんからうかがいました。」 ミネアは、歌の内容を思い起こす。 「私が姉さんのことをよく叱っていることとか。」 はい、と元気よく頷くホイミン。 「姉さんが美味しいお酒が大好きなこととか。」 はい、というホイミンの声の他に、マーニャがガン、と壁に頭を打ち付ける音がした。 「姉さんがイイ男が大好きなこととか。」 ガン、ガン、と二度壁に頭を打ち付ける音がした。 「カジノが大好きで、持ちがね全部すったことが何度もあるとか」 はい、という悪気のないホイミンの元気な返事の他に、ガンガンガンガンガン、と連続して頭を壁に打ち付ける音がした。 頭を打ち付け続けるマーニャを横目で心配そうに眺めるホイミンに、ミネアは、『あれは放っておいて大丈夫』と微笑むと、ホイミンさんは他にどんな歌を作ったのかしら。もしよかったら演奏してくれませんか、と頼んだ。ホイミンは頷く。 「これも、ライアンさんからお話をうかがって作った歌なんです。あのサントハイムの事件のときのこと……死力を尽くした戦いの後、すべてが終わって……勝利したはずなのに、そこには涙があったということを。自分たちが奪った命、でもその命を助けることができなかったと悔やんでも悔やみきれなかったのだと。」 ホイミンは、小さなリュートを膝の上に抱え、糸の調子を合わせて、歌い始めた。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 「マーニャさん、大丈夫ですか？」 壁に打ち付けていたあたりの頭を押さえつつ、マーニャはホイミンの斜め前を顰め面で歩いていく。 「あの！僕も少しは回復魔法が使えますから、何でしたら……」 「……ありがと。……でも、いいわ。……本当に痛いのは頭じゃないし、そっちの方は、魔法じゃ治らないから……」 全く、あの朴念仁と来たら！どういうイメージで人のことを見ていたんだか！……なまじ、それがマーニャの平生の姿であるから、『しっかり見ていてくれた』ことにはなるのだろうが、それにしても…………。…………先ほど、ホイミンが歌った歌は、無垢な魂を持った娘が、一つの魂を救おうとし、しかし、力及ばず、その命を奪って終わらせるしか救う道を見出せず、それを悔やんで涙する歌だった。……そうよね、アリーナはそういう子だわよ。ライアンはよーっく見てるわよ。あの子がただの格闘バカじゃないってこと、しっかりわかってるわよ…………しかし、どうして、あたしのことは、酒好きのイイ男好きのカジノ好きのお宝好きの……ってイメージなのよぅ！ と、ほわぁ、とこめかみのあたりが暖かくなった。見れば、ホイミンが手をかざし、魔法を唱えている。 「あの、やっぱり楽になりませんか……？」 心配そうなホイミンをマーニャはギューっと抱きしめた。 「あー、もー、何、この可愛い子！」 胸に顔を埋める形になり、ホイミンはジタバタしたが、マーニャは一向に気にしない。ようやく、放してもらえると、ホイミンは顔を真っ赤にしたまま、逃げるように早足になって、先にたった。 「マ、マーニャさん、こっちです。」 眼の前には、平屋の建物があった。バトランドの王宮戦士達の詰め所でる。 「あの兵隊さんが立っているところが入り口で、中に受付がありますから。」 じゃ、僕はここで、と言おうとしたホイミンの襟首を踊り子はむんず、と掴む。 「一緒に行きましょｖ」 「え？でも、僕、道案内を、って、言われて？？？」 「いいから、行きましょｖｖｖｖ」 また、ギューっと抱きつかれては困る、とばかりにホイミンは頷いた。マーニャはバトランド王の前で舞踏を披露することになっている。しかし、王宮戦士であるライアンは警備にたち、その際に会話ができるはずもなく、だから事前に挨拶に来たのだ。……だが、一緒に行こうと声をかけたミネアから、『私はあとで行くわ。姉さん一人で行ってきて』ときっぱり断られ、マーニャは無理やり道案内と称してホイミンを引き連れてここまで来て……結局、ライアンとはホイミンを交えて会うことになった。朴念仁のライアンのところに色っぽい美女がやってきた、ということで、若手の王宮戦士たちはこそこそと様子を盗み見ていたが、全くの拍子抜けだった。彼らと顔なじみのホイミンがそこにはちょこなんと同席していたし、彼らに気づいたマーニャは『やっほーｖそこのたくましいお兄さん達ｖお暇だったら城下での公演に来てちょうだ〜いｖ』と投げキッスしてくるし……。話しはじめた内容も甘くもなんともない。マーニャはとにかく饒舌で、あたしの渾身の踊りを見られないなんてもっの凄く不運だわ、とか、相変わらず仏頂面ねえ、とか、うんうん、元気そうじゃない？ま、ライアンが元気なくしたら世界の終りだと思うけど、とか、そういったことを挨拶にし、互いの近況を報告し、ホイミンも交えて四方山話をした。……それだけだ。そう長くもない会話の後、マーニャは、『あたしが国王サマの前での公演終わったあと、そっちが暇だって保障もないから、もう今回は会えないかもね。今のうちに挨拶しておくわ。ライアン、これからもよろしく。』、と王宮戦士に右手を差し出した。王宮戦士はその大きく無骨な手で踊り子と握手し、『ああ、こちらこそよろしく。健勝で。』と低いゆったりとした声で挨拶した。そこに、ホイミンも手を重ねて、『僕もよろしくお願いします』と言った。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ミネアが詰め所を訪ねたのは、兵士たちの夕食が終わった時刻、マーニャが舞踏の稽古にいってしまったあとであった。ミネアは、ライアンと向かい合って座り、再会できた喜びを話し、姉と同様に近況を報告し、四方山話をした。一通りの話が終わった後、ミネアは王宮戦士に尋ねた。 「一つお聞きしたいことがあるのですが、宜しいでしょうか。」 いきなりの質問に、ライアンはじっとミネアの紫水晶の瞳を見つめる。 「私が答えられることであれば。」 「昼間、ホイミンさんが、私に、一つの歌を歌ってくれました。……無垢な魂をもった一人の娘の歌です。一つの魂を、殺すことでしか救えず、一人で涙する娘の話です。……あの歌に出てくる娘はいったい誰のことなのでしょう。」 ライアンは頷く。そして、躊躇なく、いつもの低い、深い声で答える。 「ああ。マーニャ殿のことだが。」 ミネアは笑う。ああ、私の思っていた通りだった。この人は、姉さんのことを、姉さんの本質を、しっかり見てくれている。……姉さん、この人が、姉さんのことを、『無垢な娘』と思っていることを知ったら、姉さんはどんなに慌ててそこいらじゅうを走り回るのかしら、一体何を叫ぶのかしら。……でも、教えてはあげない。教えられるのじゃなくて、姉さん自身が気づかなきゃダメよ。それから、ライアンさんに姉さんがどれだけライアンさんのことを想ってるかって教えなくちゃダメ。だってライアンさん、顔色一つ変えていない。姉さんが想っているような風にはライアンさんは姉さんのこと、想ってないもの。 ミネアはそれを聞けて嬉しいです、といい、“これからもよろしく頼みます、姉のことを”と深々と一礼した。王宮戦士は鹿爪らしい表情のまま……かすかに口角をあげて……うむ、とゆっくりと、大きく、頷いた。 |
| 10周年記念リク、たま様から「これからもよろしく」というお題でリクをいただきました。ライアンさんとマーニャさんとホイミンでシチュエーションはお任せいただきましたが、場面転換のほとんどない盛り上がりに欠ける話で申し訳ございません。また、物語を先に進めていく役目としてミネアさんを登場させました…(ミネアさんがいないと我が家の姐さんはどうにも思い切りが悪いようです)やるときはやるけれど、基本がおちゃらけキャラクターであるうちのマーニャ姐さんですが、たまに真面目に何かやろうとすればするほどぎくしゃくして、結局「おちゃらけてそこから逃げる」人です。ライアンさんは姐さんにやわらかな感情を抱いてはいますが、恋愛感情とはちょっと違いますので、まだまだ先は長そうです。頑張れ、姐さん。 バトランドにマーニャ達が連れてこられた理由は、勿論バトランド王に「舞踏」を献上するためですが、以前の話に出てきた「レパード王」の配慮であったりもします。彼はモンバーバラ姉妹にいろいろ世話になっており、姐さんがライアンさんに恋していることもよく知っていますので…… それではたま様、リクエスト有難うございました！ |