心の闇と哀しみと
| このお話はキリリクで題を頂いた物で、ドラクエ長編13章「最後の戦い（前編）」の途中からのパラレルとなっています。単独ではわかりにくい部分もあると思われますので、宜しかったら元の話をお読み下さい→こちらから |
| 「・・・・私の曾祖父の名ははルルド・・・・お前があの火事を・・・・」 「お前がルルドの？」 クリフトは胸から片腕の折れた十字架を引き出した。それはルルドがサントハイム城の神官だったことを示すものだった。高位の神官の印、ルルドは王を蘇生させるほどの力を持った神官だった。しかし蘇生の呪文は禁忌とされる。ルルドはすぐに位を捨てて城を去ったのだ。 「神官よ。私はお前を殺しそこなったわけだ。しかし運命とはよくしたもの。ここでルルドの血筋を完全に断ってやろう。」 ”オニイチャン、タスケテ” クリフトの頭の中で妹のミリムの叫びがこだました。 電撃がきた。電撃は神官の左腕を焦がした。 ”オニイチャン、アツイヨ、タスケテ！” クリフトの目には以前のアレクよりも誰よりも強い憎悪が浮かんでいた。 ”オニイチャン、アツイ、アツイヨ・・・・” アリーナが飛び出そうとしたが、電撃に阻まれた。 「そうだ・・・・その憎悪の力だ・・・・すばらしく美しい暗黒の力・・・・」 神官は両の目からとめどもなく涙を流していた。 「父を・・・・母を・・・・きょうだいを・・・・返せ！私は・・・・私はお前に会わせてくれた神に感謝する。・・・・私のこの手でお前を殺すことができる機会が与えられたことを！」 イヴラスは息がつまった。クリフトの憎悪の感情のあまりの大きさにその力を吸い取りきれなくなったのだ。 神官は右腕をさっと上げた。 「神よ！この場を去り我に場を譲れ！」 クリフトのよく響く声が、きっぱりと、神にこの地から去るように命じた。 彼が全霊をもって信仰していたはずの神を排除し、自らが運命の代行者となる禁忌の呪文の“場”が出現する。 「死ぬがいい！邪悪な者よ！」 クリフトには不似合いな言葉に続いて冷たい声で呪文が唱えられた。使ってはならぬ呪文。しかし、彼は一字一句間違えはしない。 詠唱が終わると同時にイヴラスの回りに暗黒の渦巻きが荒れ狂った。イヴラスは頭を抱え、それでもクリフトに真空の刃を投げ付けた。クリフトの左腕に刃は命中し、傷からどくどくと血が流れだしみるみるうちに赤い海ができた。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 勇者たちはその後、イヴラスを倒した。・・・・・・・厳しい戦いであった。人を憎むことを魔力の糧とする闇の魔道士に勝つためには憎むのをやめることが必要であったから。 しかし、彼らには勝利の笑顔はなかった。彼らの仲間である神官は静かに横たわっていた。齧り付き、どんどんとアリーナが胸を叩いても反応がない。彼の横に膝をついて、懸命に回復呪文を唱えていたミネアは首を振った。 「クリフトさんは生きています。・・・・血も完全に止めました。でも意識がもどらないのです。他に傷はないのに鼓動がどんどん弱くなっている・・・・」 トルネコが荷物をかきまわして気付け薬を臭がせたが、神官は手足をだらんとさせたまま生気なく横たわっていた。開け放しになっている目は光がなく、死人のそれに近かった。 ブライが軽く頬を打った。それでも神官はピクリとも動かなかった。マーニャが怒鳴った。 「この馬鹿神官！しゃんとしなさいよ！あたしはあんたをからかうのが好きなんだから！なんとか答えなさいよ！・・・・このくらいで死んだら承知しないわ！」 ライアンがマーニャを抱き留めた。 「・・・・体に受けた傷のせいではない。」 ブライは頷き神官の目蓋を閉じさせた。 「・・・・クリフトは人を憎むことを我らのうちで最も強く否定しておった。しかし今、クリフトはその否定していることをしてしまった。」 アレクが老人の言葉に続けた。 「それだけではなくクリフトさんは禁忌の呪文を使いもしました。・・・・自分が許せないのでしょう。・・・・・」 ブライは涙を拭った。 「・・・・・・クリフトよ。お前の憎悪は愛情が強すぎたために起ったものじゃ、起きてくれ、手を動かしてくれ、誰もお前が神を裏切ったなどとはいわん。・・・お願いだ、この老人より先に逝ってくれるな・・・・」 しかし神官は動かなかった。 誰からともなく山を見上げた。 怪物と化したというデスピサロがいるだろう場所を。・・・・ここで止まっているわけにはいかなかった。 「行こう・・・・」 アレクが苦しげに促した。ミネアが髪を振り乱しアレクに詰め寄った。 「クリフトさんはどうするんです！今にも命の炎が消えそうなのに！・・・・」 ミネアの衣をアリーナが握り首を振る。 「でも・・・・いかなけりゃいけないわ。」 マーニャが目を大きく見開いて怒鳴った。 「アリーナ！あんた自分が何を言ってるのかわかってるの？あんたのとこの神官が死にかけているのよ！それを見捨ていけっていうわけ？」 アリーナはゆっくりと頷いた。 「・・・・クリフトは私達が行かなかったら怒るわ。」 マーニャははっとした。このお姫様はよくわかっているのだ。わかっているからこそ・・・・ その時、いつかの精霊の声が聞こえた。その声は小さく、今にも消え入りそうだった。 “あきらめないで。少し休んでください。・・・・・・・私がほんの少し・・・・・少しだけ時間を止めます。・・・・・・・・・・あなたたちが心を癒す間だけ。” アレクが声のした方に顔を向ける。 「精霊様。あなたは大丈夫なのですか。この闇の気配の濃い場所で僕たちを護り、時間を止めるのは非常に難しいことではないのですか。」 おぼろげな精霊の姿がアレクの頭上に現れる。その顔は微笑んでいた。 “イヴラスの力の糧は憎しみでしたが、私は別の糧をあなた方から貰っているのですよ。心配しないで。それより、あなたの仲間を癒してあげて・・・” 精霊は消えた。 一度立ち上がった一同は再びクリフトのまわりに車座になって座った。ミネアがまた回復呪文を唱え、青白い神官の頬に手をあてた。マーニャがクリフトを注視しながらぽつりと言った。 「おじいちゃん。・・・・・・クリフトがいってたこと・・・・どういうことなの。ルルドってどういう人？家族がイヴラスに殺されたってどういうこと？」 ブライは宝玉の嵌った杖をカタリと音をたてて地面に置いた。 「クリフトも今の今ままで知らなかったことじゃ。・・・・・ルルドは彼の曽祖父。わしも書物でしか知らぬが、大きな魔力をもった高潔な神官だったそうじゃ。サントハイムで、若年ながら司教として評価されていた。過去にあのイヴラスめが魔道士を装い城に潜り込み、魔族を率いてサントハイムを襲った時、時の王は策略にはまって命を落とした。ルルドは禁忌の蘇生魔法で王を蘇らせると同時に、呪殺呪文で魔物を倒し、単身イヴラスに戦いを挑み、強大な神聖魔法で奴を追い詰め、結果イヴラスは崖から身を投げた。・・・・・死んだと思われていたのだが、奴がこのような形で生き延び、そしてこの世界全体を恐怖に陥れようとしていたとは・・・・・・ルルドは禁忌呪文を使ったことを悔い、引き止める周囲の人々を振り切って野に下った。・・・・・・その後生まれた彼の子供たちにもそのことは知らせていなかったのじゃ。わしも、クリフトをひきとるときに、家族の形見だというあの十字架を見て初めてクリフトの曽祖父がルルドだとわかったのじゃよ。・・・・・生まれつき治癒魔法が唱えられたというクリフトの資質・・・・・すべては血のなせる業じゃったのだ。・・・イヴラスはよほどルルドを憎んでおったのじゃろう。・・・・・・奴の起こした落雷は紅蓮の炎となり、ルルドの子孫・・・・・クリフトの父、母、そして、小さな妹を焼き殺した。・・・・・ミリム、それがクリフトの妹の名じゃ。炎の壁に隔てられた向こうでミリムは焼け死んだ。・・・・クリフトから聞いたことがある。最後の最後まで、妹は自分の名を呼んでいた、と。助けて、お兄ちゃん、と叫んでいた、と。しかし自分は足がすくんで助けにいくことができなかった、と。」 ブライは膝でにじり寄り、目を閉じている神官の頭をそっと抱えた。 「クリフトよ。イヴラスはわしらが倒したぞ。もう奴がこの世界に害を成すことはない。奴を倒すのには憎むのをやめることが必要だった。しかし、お前が呪文を・・・・あの禁忌の呪殺呪文を唱えてくれたからこそそれを成しえたのだぞ。・・・・・・お前は本当に優しい子じゃ。魔物を殺すときもいつも躊躇しておったな。罪人の裁判があったときには、『どんな罪を犯した人にも神は救いを用意して下さるはずです。』といっておった。殺すよりも殺される方がいいなどと言った事もあったな。もう一度目を開けろ。もういちど目をあけたとき、お前は前にも増して優しい人間となっておるぞ。口先だけでなく、悩んで苦しんだ人間だけが持てる本当の優しさをもった人間となっておるぞ。」 ライアンはいつもどおり厳つい顔で黙っていた。トルネコはクリフトに齧りついているアリーナの背をそっと撫でている。 「馬鹿よ。」 マーニャが吐き捨てるように言った。 「馬鹿よ。自分で勝手に気にして倒れて皆に迷惑かけて。・・・・・・あんたは十分苦しんだんじゃない。両親殺されて、あんたに原因はなかったのに自分のせいで妹が死んだなんて思って。あたしはそんな考え方認めない。苦にしたって妹が生き返るわけじゃないでしょ！呪殺呪文が禁忌なんていったって、あったら使うのが人間じゃない。人間に与えておいて、でも使っちゃいかんぞ、なんての、神様が悪いのよ！ここぞってときに倒れててどーするのよ！こういうときにこそ、あんたの自信なさげな曖昧な笑顔が必要なんだってば！最終決戦だってのに回復の要がいなくちゃやってられないじゃない！」 ミネアが姉を睨んだが、その目に涙が浮かんでいるのに気づいて目を伏せた。 「クリフトさん。私達の使う精霊の力を借りた呪文には禁忌がありません。神聖魔法は神と人との約束の上に成り立っているからだと私は思います。・・・・・でも、神様はほかのどんなことより、私達に“精一杯生きよ”とおっしゃっていると思うのです。それが一番大事な約束事なのではありませんか。お願いです。あなたなら乗り越えられるはずです。」 そしてまた一心に回復呪文を唱える。アレクもミネアに並ぶ。 「神がすべてを救済するのなら、あなたを救わぬはずがありません。・・・・・そして・・・・たとえ神があなたを救おうとしなくとも、僕は・・・・・僕らはあなたを救います。禁忌を犯したというあなたの行為を是として認めます。・・・・・ですから・・・・あなたは・・・・あなたは僕を何度も救ってくれたから・・・・・・罰を受けなければならないのなら、僕も一緒に受けましょう。」 アリーナが声をあげて泣き出した。 「私・・・・・・なんにも知らなかった。クリフト、お父さんのこともお母さんのことも、火事で死んだってことしか教えてくれなかった。妹さんのことだって何も・・・・・。そんなに気にしていたのに、どうして教えてくれなかったの？いつも一緒にいたのに。私はなんでもクリフトに相談したのに。私じゃ・・・・私じゃ力になれなかったのはわかるけど・・・・それでも・・・・・それでも・・・・・・聞いてあげることだけはできたのに・・・・」 トルネコはハンカチでアリーナの涙を拭いた。 「教えないことがクリフトさんの優しさなのですよ。・・・・・・クリフトさん。全ての人を愛し、憎んだりしない、というのが神官さんの教えなのでしょうけれど、やはり特に守りたい人がいるのは確かなんですよ。私もね、ネネやポポロが誰かに殺されたとしたら、きっと犯人をただでは置かないと思います。禁忌を犯したことはよいことではないかもしれない。でも、それをしたのは、あなたが心をもった人間だからですよ。」 ライアンが立ち上がってすらりと剣を抜いた。 「・・・・・・神官よ。あなたが心を壊す前にこの剣でイヴラスを倒せなかったこと・・・・許せ・・・・・」 そのときだ。天空城でアリーナが小悪魔から貰った桜草が彼女の懐で強い光を発した。その光は勇者達の頭上に登っていって七つに分かれ、それぞれの心臓の位置で更にまばゆい光の珠になった。その光が今度は集まり神官の胸のあたりに吸い込まれていく。 そして・・・・・・・ 仲間たちが見守る中、神官はそっと目をあけた・・・・・・ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 「・・・・・・・とまあ、わしら全員がその場にいたら、こんな感じじゃったろうて。」 ここはサントハイムのブライの部屋。一緒に午後のお茶を飲んでいたクリフトは、身振り手振りを交えて気持ちよく語り通した宮廷筆頭魔道士の老人の前ではああ、と長く息をついた。 「ま。実際はその場にいたのは姫様だけじゃったし、姫様は小悪魔に貰った桜草に助けられたとおっしゃるだけで詳細は不明じゃが。」 クリフトはもう一度はああああ、と息をつくと、頭を掻いた。 「爺さまが話されたような事が起こらなくて幸いでした。」 ブライは蜂蜜菓子を一つつまんでその甘さに目を細め、ついで仏頂面の神官の顔を下から覗き込んだ。 「ん？どこいらが幸いだったのじゃ？」 「・・・・・はあ、やはり私は自分の両親や妹のことを皆に知られたくはありませんから。・・・・・・・自分の胸にだけしまっておきたいことなのです。」 「ふむ？わしゃあおまえさんから直に話を何度も聞いたと思ったが？」 「・・・・・・そりゃ！・・・・・子供の頃は別ですよ。哀しいことを自分の中だけに閉じ込めておけなくなることがあるのはしかたありません。」 「ほぉ。そうすると、この話を知っておるのはわしだけなのかの？」 神官は微笑んだ。 「じいさまともう一人。賄いのミランダ小母さんがご存知です。もっともミランダさんには私の曽祖父のことは知らせていませんが。」 魔道士はうんうんと頷く。 「そうかそうか。いつの間にかミランダはお前さんの母親代わりのようになっておったからな。・・・・・・姫様が炊事場でアレコレ面倒を起こしたのが発端だったと思うが。」 「ええ。旅の仲間に知られてしまっていいかとなるとライアンさんやトルネコさんには知られてもいいように思います。少し恥ずかしいですがミネアさんにも。アレクは・・・・・私は彼の過去をそれこそ一杯話して貰いましたから、知ってもらっても構いません。・・・・・・・・マーニャさんは勘弁です。・・・・・・・・気遣って下さるのですが、気遣いの方向性がどうも私には納得できない向きで。姫さまには・・・・・」 神官は笑った。 「絶対に話せませんね。・・・・・・・私は姫さまの相談役ですが・・・・・・姫様が私の相談にのってくださるとして、分野が限られていますから。・・・・・・・どちらにしても、話として、知られてもいいかということであって、実際には私は誰にも絶対に話しません。」 そんな話をして、神官宿舎に帰る途中、クリフトは空を見上げた。雲に隠れた太陽。その雲の隙間から光の束が一筋、地面へと届いている。幼い頃はあの光を登っていくことができれば両親や妹に会えるかも、などということを考えていたこともあったっけ。 ブライとミランダには自分から話した。・・・・・・それはその二人には甘えられたから。小さな自分が心の闇と哀しみに潰されそうになったとき、横にいて抱きしめてくれるのがその人たちだったから。暖かで信頼できる落ち着いた大人だったから。哀しみをぶつけても揺らがない人だったから。 と、クリフトは走ってきた少年にぶつかってしまった。思わずよろけて尻餅をつく。 「あ！ごめん！クリフトさん！」 少年は手を引いてクリフトを立たせた。 「謝るのはこっちのほう。ぼんやりしていて御免。」 少年はミランダの息子のダニロだった。その手には綺麗にリボンをかけた大きな花束がある。 「綺麗な花だね。これからどこに行くの？」 ダニロは鼻の辺りを指で擦ると元気よく言った。 「ああ、これ。あのね、お墓参りだよ。お父ちゃんとお母ちゃんの。」 「そう。お父さんとお母さんの・・・・」 あれ？？？？？？？？？？ 「ミ、ミ、ミ、ミランダさん、いつ死んだの!?」 ダニロは大笑いした。 「いやだな。今のお母ちゃんじゃないよ。」 ダニロは淀みなく話した。自分の本当の父母は魔物に襲われて死んだこと。ミランダの夫とまだ小さかった息子は随分前に同じように魔物に襲われて死んだこと。そしてダニロを自分の子供として育ててくれていること。 じゃあね、と言い残し、ダニロは花束を抱えて城門からサランの街の方に出て行った。 クリフトは愕然としていた。 両親と妹のことを話すとき、ミランダはいつも微笑んでじっと聞いていてくれた。夫や息子の話など、全くしなかった。小母さんも辛いのよ、ということはいつだって言おうとすれば言う機会があったのに、そぶりすらも見せなかった。 どうして？ 一瞬、そう思ったが、クリフトは一人、頷いた。 きっとこれからもミランダはクリフトにそのことを話すことはしないだろうし、クリフトもその話題はミランダに語らないだろう。 大切な人、大事だと思う人には全てを話す。それが愛情の証である。という人がいる。クリフトはそうは思わない。話すことだけが愛情ではない。話さないことが愛情だということが、世の中には沢山ある。 それでも・・・・・・・心の闇や哀しみに潰されそうになったときには・・・・・・ クリフトは仲間たちやミランダ、国王、司教・・・・・自分の周りの人たちのことを思う。彼らが自分に闇や哀しみに打ち勝つだけの力をくれる。 そして・・・・・・ どんなときにも、どんな場合でも、すべての悩みを聞いてくれる者が人にはある・・・・少なくとも自分には。 クリフトは祈りを捧げるために聖堂へと歩みを進めた。 |
| 爽夏様からいただいたサイト開設１周年記念キリリクのSSです。「もしもイヴラス戦のあと時間があったとして、仲間たちはどんなことを語るか」というリクでした。一応、一言ずつ喋って貰いましたが・・・・たぶんこんな感じです。クリフトが自分を許せなかったのは彼が神官だからだったからだと思いますので、お話もこういうことになりました。 宗教のことはよくわかりませんが、たまにはこういう結末もあっていいかな、ということで。 ミランダさんは自分の息子を亡くしてだいぶたってからダニロを引き取っています。彼女の本当の息子が生きていればクリフトくらいという設定です。サントハイムというとアリーナとクリフトの身分差が頭にまず浮かびますが、炊事場の小母さんや門番、お針子などいわゆる“下々の者”をつとめて登場させるようにしています。アリーナに、私の理想の女王様になってもらうためにはこれらの人々がどうしても必要なので・・・・・・・って、今回ほんとに甘いどころか神官と姫の会話皆無ですね。失敗失敗。 久しぶりにドラクエ５章の壁紙を使いました。・・・・・懐かしかったです。 |