天使の囁き　

ゲーム「風色サーフ」の二次創作です
アレックさんED後、コリンがメインでオールキャラの小さな話です。
ネタバレに留意しておりません。オフィシャルと異なった設定もありますのでご了解ください。また、ゲームをクリアしていない方にはわからない部分が多々あるかと思いますがご承知置き下さい。

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　ロビュ小隊に所属する６人のパイロットが編隊を作って飛ぶ。４機の若手パイロット達が操るオオルリの軌跡はまだまだ不安定であるが、経験豊かな隊長の優しくも厳しい指導の下、近頃は随分と熟練してきた。先頭の隊長機がすいっと降下する。それを合図に他の機が後を追い、フォーメーションを保ったまま、海面に近づいたところで急上昇する。一機が遅れそうになったとみるや、隊長機は速度を落とし、脱落しかけた機が定位置に戻るのを待つ。
　と、何故か、隊長機がフォーメーションから外れた。気遣うように最後尾から大きく回りこんできた副隊長機に向かって手信号を送り、そのまま旋回して完全に編隊か抜ける。演習を見ていた整備士たちは、全速力で桟橋へと向かう。隊長機は高度を落とし、なめらかに旋回し、絶妙のタイミングでキールを下ろすと、いつもと何らかわりなく安定した着水を決め、そのまま海面を走って離着水桟橋へと横付けした。

　「一体何が起こったんです！」

　隊長機……アレックが駆る機体の整備責任者であるオズウェルが青い機体を嘗め回すように見、走ってあがってしまった息を整えながら問う。

　ゴーグルを上げ、コクピットから桟橋へと降りてきたアレックは固い表情をしていた。

　「エンジンに異常があるようだ。」

　エンジンに？アレックの離水のときにはオズウェルは桟橋から見上げていたが、どこにもトラブルがあるようには見えなかった。いったいどういう異常だというのだ。

　「アレックさん！無事ですか。」

　ぜいぜいといいながら自分の前に走ってきたエリカの両肩にアレックは手を置き、無事だ、ということを強調するように、微笑んだ。

　「大丈夫、この通り。」

　しかし、エリカは固い表情のままだった。

　「この子を今日送り出したとき、オズウェルも私もなんにも異常を感じませんでした。だのに、アレックさんが離脱したから……アレックさんの体の具合が悪くなったんじゃないかって思って……」

　エリカの声が震えているのに気付いたアレックは飛行手袋を外してそっと彼女の茶の髪を撫でた。

　「幸い、危険な状態ではなかった。……実際に何か起きたわけではないが、降下して急上昇したとき、エンジンに異常が来たんだ。」

　「エンジンに？どんな異常ですか？」

　エリカの表情が、大切な人を心配する少女の顔から、整備士の顔へと変わる。隣に並んだオズウェルは翼の上のエンジンを見上げている。

　「実際に何か起きたわけではないけれど、異常が来たってどういうことなんです。」

　そうこうするうちに、悠然と歩いてきたナカジマが話に加わった。

　「アレックよお、もちっとわかり易く説明しやがれ。……どんな音がした？お前さんは音を聞いたんだろ？」

　アレックが頷く。

　「はい。降下し、そのあと急上昇するときに。通常のエンジン音に高い唸りが混ざっていました。通常飛行に移行してからは異常音はほとんど収まりましたが、それでも唸りは消えず、大事をとって引き返してきました。」

　ナカジマは腕を組んで眉をしかめる。

　「オズウェルとエリカの整備は完璧だったはずだ。おい、オズウェル、コイツのエンジンの耐久限度はあとどれくれぇだったか。」

　「……あと１ヶ月です、親方。」

　「ひと月か……ってぇと、俺達が手出しできねえ場所に亀裂でも入っちまったかもだな。新しいエンジンを乗っけることになるか……とにかくこいつは休ませろ。オズウェル、エリカ、二人で具合を見てやって結果を俺に報告しろ。アレック、てめえはそれまで我慢して予備機で飛んでろ。いいな。」


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　「回すぞ！」

　コクピットに座ったオズウェルがエンジンを作動させた。エンジンが冷えるのを待って二人は離着水桟橋に横付けされたままの機体にとりついて、整備を行った。しかし、もとより丁寧に整備して送り出したエンジンである。掃除し、マニュアル通りの確認をし、ハンマーで叩いてエンジン本体に疵がないかを耳を澄ませて調べたが、異常らしい異常は見つからず、とにかくやれるだけのことはした、ということでエンジンを回してみることになったのだ。

　始動し始めたエンジンの音を、コクピット内のオズウェルも、桟橋にいるエリカも目を閉じて注意深く聞く。やがて、目を開いてオズウェルは首を振った。

　「俺には気になる音は全く聞こえないんだが……エリカ、お前はどうだ。」

　エリカは、何とかして異常音を聞き取ろうと尚も頑張っていたが、はあ、と息を吐き出すとオズウェルと同じように首を振った。

　「ううん。私にも嫌な音は聞こえないわ。……自分で言うのもなんだけれど、私、耳はいい方よ。」

　オズウェルはエンジンを停止し、腕を組む。

　「さっきの整備でエンジンが復調したのかもしれない。……しかし。」

　「原因がはっきりしないままアレックさんをこの子に乗せるわけにはいかないわ。」

　「そうだな……こいつの耐用年数はもうすぐ切れる訳だしな。ただ、本当に異常な音がしたのか、そこが問題だ。聞き間違いってこともある。」

　そこに、コリンとアレックがやってきた。
　少し遅れてトゥーフォン。着水直後の点検が終わり、オズウェル達の応援に親方が寄越したのだろう。　コリンは大げさに肩をまわしながら陽気に叫ぶ。

　「やー、参った。アレックさんが突然離脱して俺自身も肝冷やしたけど、新入りのひよこちゃん達がかなーりびびっちゃって、そっちのフォローの方が厄介厄介。で、どう？原因はわかった？」

　コリンの隣で微笑んでいたアレックは、仏頂面のオズウェルを見て眉を下げる。

　「その顔じゃ、はっきりしていないみたいだね。」

　すると、オズウェルがむすっとしたまま言った。

　「……そもそも、エンジン音の違いが俺達にはわかりません。」

　するとコリンは笑った。

　「まー、そりゃ、そーだよねー。でも、アレックさんがヤバイって思ったんだからきっと何か起こってるのは確実だよ。俺達パイロットは一度地上を離れたら、耳に入るのは風の音と、エンジン音だけなんだよね。で、エンジンに大きなトラブルが起こったら当然落ちちゃうわけだからさ、異常音は絶対に聞き逃さないよ。俺だって、俺の天使ちゃんの囁きに嫌な音が混ざっていたらわかってあげたいしー。」

　オズウェルとトゥーフォンとエリカは顔を見合わせる。

　「「「天使の囁き？」」」

　オズウェルがぐるっと一度目を動かして、ゴホン、と咳払いした。

　「それは、オオルリが天使で、エンジン音が囁きってことか？」

　「そ。俺の天使ちゃん。」

　「天使……ねえ……」

　トゥーフォンが頭を掻くとオズウェルは不機嫌そうに言う。

　「……あのなあ、相手は戦闘機だぞ。アレックさんみたいに『相棒』っていうならともかく、天使、ってのはなんだ？」

　コリンはくすくすっと魅力的に笑う。

　「オオルリは俺にとっては綺麗な可愛い恋人だよ。……ちょっと気が強いところはあるけどね。広い空に誘(いざな)ってくれる俺の天使、だね。」

　オズウェルはコリンの言葉に対してはコメントする気はさらさらないらしく、顎に手をやって考え込んでいたが、シートに座りなおし、叫んだ。

　「すみません、一応徹底的に整備はしました。音を聞いてみて下さい。」

　エンジンを回す。二人のパイロットは神妙な表情でエンジン音を聞いている。コリンは肩を竦めた。

　「わかんないなあ。実際に飛ばないとエンジンにかかる負荷は違うしさぁ。アレックさん、どうです？」

　「コリンの言うとおりだね……でも、ほんの少しだけれど異常音はするよ。……何と言ったらよいのかな。……遠くの方で誰かが歌っているような、そんな唸りだね……」

　アレックにだけしかわからない異常音を、どのように考えたらよいのか、オズウェルは首を捻る。そして頷く。他に何も根拠がないのだが、アレックの耳をオズウェルは信頼することにした。

　「……こりゃあ、エンジンを取り替えることになりそうですね。もともと来月には載せ変えるつもりで既にドックに届いてますし。作業は親方に報告してからになりますが明後日にはこの機体で飛べるようにしますよ。エリカ、工具箱、受け取ってくれるか。」

　工具箱を掴んだオズウェルは、エリカが心ここにあらず、といった様子で遠くを見ているのに気付き、声を荒げた。

　「おい、何やってんだ！」

　エリカははっとして顔をあげ、工具箱を受け取って桟橋に下ろすと、心配そうに中庭の方をさした。

　「私が行くまでもないかもしれないけれど……あのトラックのエンジン音、明らかにおかしいわ。オズ、行って来ていい？何でもなかったらすぐ戻ってくるけれど。少なくともエンジンの不調を教えてあげなくちゃ。」

　「え？トラック？あれは補給班の車体だな。」

　いきなり「トラック」といわれ、戸惑ったオズウェルだったが、すぐにいつもの表情に戻る。

　「……かなりまずい音なのか。」

　エリカが真剣な顔で頷くと、オズウェルは行っていい、行って必要なら修理してこい、と即座に許可を出した。

　「なら、俺も行くよ。……俺が一緒に行った方が話が通りやすいだろうからね。」

　アレックが穏やかにそう言ってエリカの隣に立った。二人を見送るオズウェルは不思議そうに目をパチパチさせる。

　「あいつ、オオルリのエンジン音異常はわからなくても、遠くのトラックエンジン音の異常はわかるのか。……俺は全然わからなかったが。」

　エリカの代わりにオズウェルの工具箱の中身を揃えて蓋を閉めたトゥーフォンはオズウェルと同じ方を向いてニコニコと笑う。

　「ん～そうだな、……エリカにとっては、まだ、飛行機のエンジンより、自動車のエンジンの方が身近なんじゃあないの。」

　「……あいつは飛行機よりもずっと長く自動車と付き合ってきたんだったな。それもあたりまえか。」

　「だね。……俺達のエリカちゃんはさ」

　コリンは悪戯っ子のように目を細めた。

　「自動車と友達のようにして育って、飛行機のところにお嫁入りするんだからさ。」

　オズウェルは、ああ、そうだな、と呟くように言って、だがしかし付け加えた。

　「そうだな。でも、あいつは、昔の友達のこともこれからずっと大切にしていくんだろうからな。そして、生半可なトラック整備の連中よりも絶対に腕はいい。」

　「うん。……飛行機にしろ、トラックにしろ、俺はエリカちゃんが手を動かしているところを見るのが好きだよ。……俺もあっち行って眺めてこようかな。」


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　荷下ろしを始めた補給班の男達は、ズンズンとまっすぐに歩いてくるエリカ、ついで、元同僚のアレックがやってきたのを見て、親愛の情を込めたとっておきの冷やかしの言葉を投げかけたが、エリカが心配そうにトラックを見ているのに気付いて、どうした、お嬢チャン、何が起こった、と真顔になった。アレックが説明し、先程着いたばかりのトラックのボンネットが開けられる。エリカはさっそく車に取りついて上半身を動力部に突っ込むようにして食い入るように様子を見つめる。すかさずトラック用の工具箱を持って男が一人やって来て、蓋を開け、エリカが掴みやすいように差し出した。むろん、補給班の人間もトラック整備の技術は持っている。だが、エリカは『整備の神』と呼ばれた男を父とし、幼少の頃からその手ほどきを受けた自動車整備工である。まだ二十歳になるかならないかであっても、年季が違う。それに、男達にはエンジンの異常音がわからなかったのだ。

　「エンジン、かけてみて下さい。」

　運転席に座った男が操作する。

　エリカはじっと聞いていたが、首を振る。まだトラブルは解決していないらしい。

　エリカはボンネットの中に深く頭を突っ込んで作業に集中する。

　「おいおい、本当にマズイことがおこってんのか？あの車両は100㎞ほど、なーんも起こさずいい子で走ってきてくれたんだぞ？」

　ドゥニが言うと、アレックは笑った。

　「ドゥニさん、俺の耳にも異常があるかないかなんて全くわかりませんよ。でも、俺はエリカの耳を信頼しますが？」

　「いやいやいやいや、エリカちゃんの耳を疑うわけじゃあねえんだけどよ。……ああやって可愛い女の子の可愛い指で体中いじくられるのもトラックにとっちゃあ本望だろうしな。ただ、俺にはさっぱりわからねえんだなあ。」

　しばらくして、再びエンジンがかけられた。今度はエリカは満足そうに微笑んだ。

　「うん、いい音。……もう大丈夫。この子、いい気持ちでハミングするように回ってます。」

　そうやって手の甲で汗を拭うと額にオイルの汚れが付き、補給班の男達に豪快に笑われ、エリカも笑い返した。ぶらぶらと歩いてきていたコリンが、頭の後ろに腕をやって呟く。

　「アレックさんはオオルリのエンジン音。エリカちゃんはトラックのエンジン音。…………耳がいいって言っても、聞こえるものは全然違うんですねー。……複雑だなぁ。俺もせめてオオルリのエンジン音の違いは聞き分けられたかったなあ。」

　アレックは微笑む。

　「年季が違うよ。エリカは５歳のころから自動車整備場の隅でずっとお父さんたちが自動車を整備する様子を見聞きしていたというし、俺だって、途中ブランクはあったけれど、飛行機との付き合いはマーティンの時代を含めればエリカと自動車との付き合いとほぼ同じくらいある。コリンはまだオオルリに乗って７年くらいだろう？俺達の半分くらいしか付き合っていないんだから仕方ないさ。」

　補給班の男達に囲まれて談笑しているエリカを優しい目で眺めながらコリンはこめかみのあたりをポリ、と一回掻いた。

　「年季、ですか。……んんー、確かに。でも、俺にはそれだけじゃない気もしますけどねー。」

　「え？」

　「……いや、俺にも説明はできないんですけどね。」




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　「あ～、もう帰らなきゃいけない時間か～。俺も半休じゃなく全休だったらよかったのにぃ～。」

　アレックとエリカに招かれていたコリンは椅子から立ち上がった。

　「本当にご馳走さまでした。エリカちゃん、また料理の腕を上げたね～、シチューもパイもすっごく美味しかったよ。」

　エリカはにっこり笑う。

　「フォンク亭のおかみさんにこつを教えていただいたの！」

　「あーあ、俺もエリカちゃんをお嫁さんに欲しい～ッ!!」

　アレックは苦笑する。

　「俺の奥さんをコリンの嫁に出すわけにはいかないけれど、よかったらまた寄ってくれるかい。歓迎するよ。」

　「いや～、俺、そうそう頻繁に新婚さんのお邪魔するほど野暮じゃないですってば。」

　二人は顔を見合わせる。

　「コリン、俺達が一緒になってからもう一年以上過ぎてるんだけれど？」

　コリンは片目を瞑る。

　「あれ～？小隊の皆がアレックさんとエリカちゃんのことを『万年新婚夫婦』って言ってるの御存知じゃなかったんですか～？」

　エリカが少し頬を赤くしたのを確認してから、コリンはにかっと白い歯を見せて笑った。

　「さて、……とそれじゃ、坊やにもさよならの挨拶していかなけりゃな。」

　子供部屋に入ったコリンはベッドの上の坊やに指を差し出す。ぎゅっと握られた感触を楽しみながらコリンは指を揺らし歌うように言う。

　「はーい、コリンおじさんが次にくるときまで元気にしてるんですよ～。……うーん、残念だな～。君が女の子だったら俺、アレックさんの息子に立候補しちゃってたんだけどな～。」

　額にそっとキスすると、それまで機嫌よくしていた坊やが、いきなり泣き出した。コリンは目を見開き叫ぶ。

　「エリカちゃん、なんかいきなり泣き出しちゃったんだけど？俺、なんにもしていないよ？てか、おでこにキスしただけだってば。えーっと、どうしよ？助けて、エリカちゃーん！」

　エリカはすっとんできてベッドから抱き上げる。

　「ごめんなさい。おなかが空いちゃったのね。今あげますからねー。」

　よしよし、とわが子を揺らすエリカにコリンは驚く。

　「エリカちゃん、わかるの!?」

　「え？」

　「だって、ただ泣いてるだけ……」

　エリカはくすくすっと笑う。

　「オムツを代えて欲しいときとおなかが空いちゃったときと泣き方が全然違うの。はじめはわからなくって、どうしたらいいんだろう、って私の方が泣きそうだったけど……」

　「はじめ、っていったって、この子が生まれてからそんなに経ってないじゃない!?」

　コリンの頭の中に、随分昔のエンジンの異常音についての記憶がいきなり蘇った。

　（ああ、そうか…………あはは、敵わないな。本当の天使ちゃんの囁きには)

　コリンはむずがっている赤ん坊の頭を撫でてからもう一度額にキスした。

　「よーし、コリンおじさんはお母さんにいっぱいご馳走して貰ったから、今度は君がおっぱいいっぱい貰うんだよ。じゃ、アレックさん、俺、これで帰りますんで、今日の夜間哨戒はヨロシク！」







　(さーて、俺も、全身全霊込めて、俺の天使ちゃんの囁きに耳を傾けてみますかね。……俺がそれやっちゃうと収拾つかなくなる気がしないでもないけど。……)

　二人の家を出たコリンは幸せな気持ちで階下に下りる階段を、一段一段下っていった。
どちらかというと長くて重めの話が続いたので、少し軽い話を。

もともとはエンジン音というより、フェ○ーリの排気音が「天使の羽ばたき」に例えられていたのをどこかで聞いたのがネタです。(○ェラーリの排気音は特徴があるようですね)

コリンが帰った後、
「あの、アレックさん、えっと…………あの……」
「……うん、そうだね、……俺も次は女の子が欲しいかな？勿論男の子でもとても嬉しいけれどね」
「！？ど、どうして私が話そうとしていることわかったんですか？」
「……うん？……どうしてだろうね？」
みたいな会話をしていると宜しいと思います。
エリカちゃんはアレックさんの天使です、はい。
(↑書いていてとても恥ずかしくなりました(＠_＠;)

コリンは人でも物でも大切にしているけれど、状況を冷静に見つめる『さめた部分』を自分でつとめて持ち続けてようとしている気がします。そこがコリン兄貴のいいところなのですが、コリン自身が幸せになるのを妨げているようにも思えます。


因みに、管理人はエンジンの音のことはさっぱりわかりませんが、

床に落ちたガラス器具の落下音から、
割れたか割れていないかを
ほぼ100％判定することができますッ！
(↑これは愛というより純粋に単なる経験)

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