東京ばけもの同人沿革
	某大理学部化学科内で４人の同志「ば」「み」「し」「の」が集う。
	物理化学の時間に何やらカキモノを回し始める。あとから後悔の涙に暮れる。
	ノートにリレーSFを書き始める。一作目は「時空を超えた猫」（どういう題でしょう？）講義は真面目に受けた！一応在学中に完結。
	なんとか４年で卒業する。感涙に咽んだあげく、ばらばらになっていくのにもかかわらずコピー誌を作ることにする。
	グループ名を「東京ばけもの同人」と決める。化学系書籍出版社「東京化学同人」から。因みにグループのマークは東京化学同人のマークを180°回転させたものである。
	コピーSF誌を発行し始める。題名は思いつかなかったので「いわゆるSF〜」と仮称をつける。第１号の発行部数は確か５部。ほとんど回覧誌。ひと月に１回発行（あくまで予定）編集長は４人でまわりもち。リレーSFと、個人の長・短編および、書籍紹介。今月のお題として何か討論。
	５号発行　表紙の題名はそのままなのに、おくづけは「いつのまにやら病気持ち」になっていた。（なぜだ。）ページ数４４ページ。コピー機ともはや友達である。表紙絵は丘の上の灯台（？）
	１２号発行　さすがに大声じゃ言えない名前ということで、非常に無難な「SPACE」という題に変更。表紙絵はN○Cに勤務する「の」の当番だったため、新製品のPC画像。
	通算して２０冊程度を発行したが、各人が多忙になったために打ち止め。４人は平穏な日々を送っていたりいなかったりする。「ば」が改めてＷｅｂ上にての活動を開始する。