| 王宮戦士の新たな挑戦 |
「はあ、はあ、はあ…………」 街道を小走りにやってきた吟遊詩人の青年は、バトランドの城下町をぐるりと取り巻く壁を見上げてにっこり笑った。イムルの村からずっと走ってくるわけにもいかなくて普通に歩いてきたけれど、目的地が近づくとやはり早足になってしまった。 青年はイムルの村の革細工師の親方の店に住みこんで仕事をする傍ら、吟遊詩人として、辻で歌い、年に二ヶ月ほどは長い旅に出ていた。しかし、世間一般に言う吟遊詩人とはだいぶ違っていた。 颯爽とした風体で現れて時には気障な台詞を朗々と喋り、金を沢山落としてくれそうな富裕な娘や商人が気に入るような恋の歌や英雄譚(サーガ)を技巧をこらして歌って日銭を稼ぐ。それが普通の吟遊詩人だ。 ところがこの青年は旅人としては正しいのだろうが、ポケットのたくさんついた洒落ているとはとても言えない上着を身につけ、その服に不釣合いな日に焼けた深紅のマントの取り合わせは妙にどんくさく、折角綺麗な晴れた空の色の瞳と髪をしているのに、恥ずかしいからと大きすぎるフェルト帽子を目深に被って隠してしまっている。歌うのは市井に住む人たちの日々の生活やのどかな森の風景やほのぼのとした妖精の話。そして子供達と一緒に歌うのが大好き。彼が歌うと小さな子供達の輪ができるが、子供がお金を落としてくれるはずもなく、吟遊詩人としての稼ぎはほとんどない。 彼が歌う歌で今のところ稼ぐことができるのは、あの、魔王と戦った『八勇士』のサーガだけだった。そのサーガを歌うときだけは、青年はキリリとした顔で朗々と歌い上げる。特に、八勇士の故郷である街では銅貨に混ざって銀貨も投げて貰えることがあった。ここバトランドは八勇士の一人、ライアンの故郷である。この街でも青年は自分でもびっくりするほどにおひねりを貰ったものだった。 しかし、青年はここに稼ぎに来たわけではない。ライアンその人に会いに来たのだ。 青年―――ホイミンは昔ライアンに大きな恩義を受けた(ライアンに言わせれば恩義を受けたのはライアンの方だというが)。そして、年に４度ほど、イムルからバトランドにやってきて王宮戦士の兵舎を訪れて食堂で話をするのが通例になっていた。ライアンは寡黙な男であり、話が弾むわけではない。しかし、ホイミンがイムルの村の様子や、旅で行った土地のことを話すのを、じっと聞いて、時に頷き、時に微かに微笑んでくれる。ライアンの同僚である他の王宮戦士達は、いつも気難しげに眉間に皺を刻み厳つい容姿をしているライアンを、いかにも優しげな青年が訪問し、恐れることなく話しかけるのを不思議そうに思っていたが、ホイミンが何度もやってくるうちに、合点がついた。…………この青年は、物事の外側ではなく内側を見る目をもっているのだ。 昔、ホイミンが、何かの拍子に『僕は昔はホイミスライムだったんです！ライアンさん達のお陰で人間になれたんです！』と熱弁を奮ったことがある。戦士達は当然のようにそれを一笑に付したが、ホイミンと話をしているうちに、もしかして、それは本当かもしれない、確かに以前、俺達は一匹のホイミスライムと一緒に戦ったじゃないか。あれがこの青年かもしれないと思い始め、更に幾度か重ねて話をしているうちに……… ………そんなことはどっちだっていい、と思うようになった。 ライアンは、それが真実かどうかを知っているのだろうが、そうだ、とも、違う、とも言わなかった。彼は同僚達自身に判断を委ねたのだった。 ホイミンは息を整え、ライアンから過去に貰った真紅のマントの襟をとめた組紐を結び直し、街の門をくぐった。すぐに兵舎へは行かず、街へ入ってすぐに道を左に折れる。この場所にもまた、ホイミンが訪ねようとしている大切な人がいるのだ。 「アレクスさん！フレアさん！ホイミンです！」 ホイミンは靴屋に入るなり、そう叫んだ。奥の作業場から主人が出てくると、ホイミンはペコリと頭を下げた。 「ご無沙汰しました。お元気でしたか？」 「ああ、お陰様で家は皆元気にやっているよ。ホイミンこそ元気そうでよかった。」 ホイミンは背負っていた大きな皮袋を下ろして、中からなめして染めた皮を取り出した。 「親方から言い付かってきた革です。今度は少し変わった色に染めてみたそうです。お気に召したら、僕、また運んできますから。」 アレクスはカウンター越に皮を受け取り、じっと見、指で触れ、にっこり笑った。 「相変わらず親方はいい腕をしているね。この色も中々素敵な色だ。そうだね、今度君がここに来るときに、この色の革をもっと運んで来てくれると嬉しいな。おっと、仕事の話はこれくらいにして、中に入っておいで。今回もずっと歩きだったんだろう。座って疲れを取るといい。」 アレクスがカウンターの端を上げてくれ、ホイミンがそこから内側に入る。すると、二階から小さな男の子が階段を飛ぶように降りて来てホイミンに飛びついた。 「ホイミンお兄ちゃん！」 こらこら、ちゃんとご挨拶をしなさい。と父親に叱られ、男の子は“こんにちは、ホイミンお兄ちゃん”とペコッとお辞儀をした。 「こんにちは、ライアン、元気だった？うわぁ、随分大きくなったねえ、いい子にしてた？」 アレクスもまたライアンには随分と世話になり、長男は王宮戦士の名前を貰っていた。 「うん。あのね、僕、いい子にしてたよ！だからまたお兄ちゃんの歌を聞かせてね！」 あとからアレクスの妻のフレアがやってきて小さなライアンを抱き上げる。 「いらっしゃい、ホイミン。」 「フレアさんもお久しぶりです！」 アレクスは店先に『休憩中』の札を掛け、家族３人とホイミンの楽しいお茶の時間が始まった。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 「それで、ライアンさんはご健勝でしょうか。」 砂糖とミルクをたっぷり入れて貰った紅茶を飲み干し、ホイミンは尋ねる。それは質問というより挨拶のようなもので、『ああ、ライアン様は今日も王宮戦士として後進の指導にあたられているよ』という答えが返ってくることをホイミンは確信していた。しかし、アレクスはフレアと顔を合わせ頷いた。 「ホイミン、そのことだけれどね。…………私たちはライアン様から君に手紙を預かっているんだよ。」 意外な答えに、えっ!?と声をあげるホイミンに、フレアが封をした手紙を持ってきた。ホイミンへ、とライアンの字で書かれている。 「あ、あの、ライアンさん、どうかなさったんですか。」 「ライアン様は、今はこの城下町にはいらっしゃらないんだよ。…………人々の為にたった一人で旅立っていかれた。その手紙を読んでご覧。きっと詳しく書かれているはずだから。」 促されてホイミンは手紙の封を切る。そこには白い便箋に几帳面なしっかりとした字が書かれていた。 ホイミン、この手紙をお前が読んでいる時に、私は既に旅立っている筈だ。長い間城をあけることになるが、心配をせぬように。私は己に課した仕事をきっと成し遂げて戻ってくる。その時にまたお前の旅の話を聞かせておくれ。 その他ホイミンを気遣う言葉が書かれていたが『仕事』の内容は何も書かれていなかった。何べんも手紙を読み返したホイミンがアレクス夫妻に手紙を示してそう訴えると、アレクスもフレアも首を傾げた。 「そうか、君への手紙にも書いていなかったのか。俺達もよくは知らないんだよ、ねえ、フレア。」 「ええ、お手紙を預かったのだけれど、ライアン様の口からお仕事の内容を教えていただいたわけではないの。」 「街の噂にはなっているのだが…………」 アレクスによれば、ライアンは辺境の村の更に先にある岩山へとたった一人で旅立ったのだという。 「その村の近くで、エラモンという木に実が生ってね。」 エラモンの木に実が生ることは滅多にない。しかし、その実が生ったときには、山の気候が乱れ、岩山の奥に住むドラゴンが凶暴化するという。……事実、十年程前にもエラモンの実が生り、ドラゴンの咆哮が山から聞こえるようになり、バトランド王は王宮戦士から二十人を選抜し、討伐隊を組んで向かわせた。ライアンもそこに参加し、最後は見事に一人でドラゴンを仕留めたのだった。 エラモンの実がまた生った……王は今回も討伐隊を組もうとしたが、ライアンは王に『私が一人で参ります』と直々に掛け合ったのだという。小山のような巨体を持ち、鉄をも融かす高温の炎を吐く魔物……。普通ならば人間が一人で立ち向かうことなどあり得ない。しかし、ライアンは世界を闇から救った『八勇士』の一人であある。王はライアンを信じ、一人で行かせた。 「そ、そんな…………たった一人で、だなんて。いくらライアンさんでも、そんな危険な事！どうして王宮戦士の皆さんは一緒に行って下さらなかったんですか！」 フレアが震えているホイミンを落ち着かせるように後ろに立って肩に両手を置いた。 「ホイミン、落ち着いて。……ライアン様のことですもの、きっと大丈夫、大丈夫よ。」 ホイミンは椅子に座ったままフレアを見上げる。しかし、フレアの顔もまた、心配げであった。ホイミンは俯いた。 「僕、これから王宮戦士様たちの宿舎に行ってみます。……教えて下さらないかもしれないけれど、いったいどういうことなのか、お聞きしてみます。」 バトランドの門をくぐった時の楽しい気持ちはすっかり消し飛んでしまって、ホイミンは少し背を丸めながら椅子から立ち上がった。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 王宮戦士の宿舎で、面会室となっている食堂に通されたホイミンは既に顔なじみであったため、王宮戦士達は気さくに声をかけてくれた。しかし、ホイミンがライアンのことを尋ねると、一様に困った顔をされてしまった。実は、ライアンと共に行こうとした者は沢山いたのだが、ライアンは断ったのだという。 「おかしな話だよ。……ドラゴンと戦うのならば、一人より大勢の方がいい。」 「それに、ライアンは手柄を独り占めしようとする人間ではない。むしろ名誉や褒賞などは気に止めぬ男だ。」 「……何か考えているのだと思うが、俺達にはそれを明かそうとしなかった。」 すると、隊長がやってきてホイミンの前に立った。 「隊長さん。あの、ライアンさんはどうして……」 隊長は、ホイミンについてくるように目で合図すると、食堂の横にある小部屋に通された。 「ホイミン。」 初老の隊長が深い声でホイミンの名を呼ぶと、ホイミンは気をつけをした。 「……そう緊張することはない。……君はライアンの大切な友人なのだから、少しは知っておくべきなのだろう。……しかし、多くを語ることはできぬのだ。わかってくれ。」 青い澄んだ瞳でホイミンは隊長を見つめる。 「…………ライアンが一人で行ったことについては『それが必要だった』のだと判って欲しい。…………彼のような強靭な精神力を持つ人間は、バトランドの王宮戦士といえど、彼以外にはいないのだ。そして、それはライアンが成そうとしていることには不可欠なのだ。…………その内容を明らかにすることはできない。街の者も、同僚の王宮戦士ですら、それを『理解できない、受け入れられない』と思うようなことだからだ。…………ライアンがしようとしていること……いや、今このとき、実際にあの岩山で成していることは、まったく新たな挑戦なのだ。…………私は彼の意思を知っている。陛下も理解を示された。それが成されれば、国民に大きな益をもたらすものであるのは確かな事なのだ…………ライアンはきっと生きて帰ってくる。彼が仕事を成し遂げて帰ってくることを信じて待っていて欲しい。」 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ (ライアンさんは一体何をしようとして一人で旅立ったのだろう) イムルの村に帰ってからもホイミンの心は晴れなかった。ライアンを心配する気持ちも強いが、ライアンの行動について訝る気持ちも大きかった。 (ライアンさんは皆に役立つことをしにいったはずだけれど、だとすれば、ドラゴンに皆が脅かされずに暮らせるようにするってことだよね。…………どんなことを？…………一人で岩山の奥まで行ってドラゴンを根絶やしにするってこと？皆と一緒に行かなかったのは、他の人を命がけの仕事に付き合わせないため？) ホイミンはそこまで考えて、なんだか胸の辺りが寒くなった。剛剣をふるい、凶暴なドラゴンを屠っているライアン…………ライアンならどんなドラゴンがやってきても、互角に戦えるだろう。しかし………… （ライアンさんはホイミスライムだった僕と仲良くしてくれた。…………でも、僕がもしもドラゴンだったら……僕がドラゴンだったら、ライアンさんは僕を見つけた途端に斬りかかってきたのかな……) そこまで考えてホイミンは首を振る。 (そんなの当たり前じゃないか。ドラゴンは村の皆を怖がらせる悪い奴なんだもの！………………ライアンさん、大丈夫かな？お腹が空いていないかな？怪我していないかな？…………僕が一緒だったら怪我したときにすぐ治してあげられるのに…………でも、僕なんかが一緒だったら足手まといになるだけなんだろうな……) 寝床で何度もそんなことを考え、最後にライアンの無事を祈って眠りに付くのがホイミンの日課になった。 そんな中、イムルの村から東に行った湿地で、バブルスライムが大量発生した。個体数が増え、餌が足りなくなったバブルスライムは凶暴化し、湿地の近くの森で木の伐採作業や木苺摘みをしている村人を襲うようになった。バブルスライムは非力だが毒を持っている。解毒の呪文をついこの間覚えたホイミンは村に運ばれてきた人たちを、何人も手当てした。 そして、ある日、事件は起こった。親がバブルスライムの毒にやられて寝込んでしまった子供が『お父さん達の仇をとるんだ』と湿地に向かってしまったのだ。その子はホイミンもよく知っている近所の子で、彼はさっそく連れ戻しに向かった。もし万一毒を受けてしまっていても、ホイミンならばすぐに手当てができる。しばらく森の中を捜し続けた後、ホイミンはやがて森を抜けた。ここから先は平原が続き、その先は湿地になっている。そこに少年が一人蹲っていた。毒を受けたのかと急いでかけよってみれば、足を挫いただけでバブルスライムに襲われたわけではないらしい。ほっと安堵し、治癒呪文を唱え、擦り傷と打撲した部分を癒す。 「もう大丈夫。さあ、村に戻ろうね。」 少年を背負い、平原の先を見る。そこには湿地がある筈だった。……しかし、湿地は見えず……なにか緑色のものがひしめきあっていた。湿地全体がバブルスライムで覆われて緑色の海のようになっているのだ。ホイミンの顔から血の気が引いた。……こんな大群がもしも一斉にイムルの村までやってきたら……!?一匹ずつでは弱いバブルスライムでも、これだけの数に押し寄せられたらひとたまりもない………… (どうにかしなけりゃ…………でも、イムルの人たちだけではきっと無理だ…………王都にはもう知らせてあるけど、戦士様たちはいつ来てくださるんだろう……このままじゃたいへんな事に！) そのときに、緑色の海が少し膨れた気がした。いや、気のせいではない。バブルスライムがこちらに近づいている!?ホイミンは少年を背負い直し、逃げようとした。そのとき、地面に大きな黒い影が落ちた。見上げるとそこには翼を持ったドラゴンの巨体が太陽の光を遮っていた。 (ど、ドラゴンまで!?ここにはドラゴンなんて住んでいないはずなのに!?) すると、ドラゴンはホイミンの頭の上を跳び越して、湿地へと向かい、その畔に着地すると、その大きな口からごおっと炎を吹き出した。バブルスライム達はじゅっという音をたて、瞬時に水気を失っていく。ドラゴンが炎を吐き続けると、湿地そのものが乾いた土地に変化していく。スライムたちは湿地の畔から奥の方へとどんどん移動していく。 ホイミンは少年をおぶったままへなへなと座り込んだ。バブルスライムの接近がなくなった安堵もあるが、ドラゴンの圧倒的な力に気圧されて腰が抜けたのだ。すると、ドラゴンがこちらに首を巡らせた。そして、ゆっくりとホイミンの方に歩いてくる。ホイミンは動けなかった。少年を抱きしめ目を瞑る。すると、懐かしい声がドラゴンの背から聞こえた。 「ホイミン、大丈夫か。」 それはあまりに懐かしく深く優しい声でホイミンは泣き出しそうになった。 「ライアンさん！」 ライアンはドラゴンの背から飛び降りると、ホイミンに肩を貸して立たせた。 「……イムルの村からバブルスライムが大発生したと報告を受け、やってきたのだ。……大事がなくてよかった。」 ライアンの後ろで、ドラゴンは不思議そうにホイミンを見ている。ホイミンが怯えたようにドラゴンを指さすと、ライアンは笑った。 「……恐れることはない。…………一人で岩山に篭った私は、彼に出会って友人となったのだ…………バトランドの王宮戦士は、ドラゴンが出没するたびに討伐隊を組み、退治してきた。…………しかし、私は常々思ってきた。ホイミン、お前は私と友となってくれた。ならば、ドラゴンと友となれぬだろうか、と。…………そして、長い時間はかかったが、こうして、彼は共に来てくれた。…………こうして、人々の役にたてば、きっと皆も、モンスターだからというそれだけで忌み嫌うということもなくなるはずだ。………………それが、私の新たな挑戦だった。…………生まれつきだけで差別されることがない世界…………いつかそんな世界が訪れないだろうか…………私は今もその希望を捨てていない。…………ホイミン、どうした?」 ホイミンはライアンに抱きついてわあわあと子供のように泣きじゃくっていた。ライアンの腕には以前には無かった傷跡がいくつも増えていた。ドラゴンと心を通わせるまでに、どんな怪我をしてきたのだろう。どんなに時間がかかったのだろう。……でも、それが苦労だったなどと、この人は決して言わないのだろうな。ああ、でも、よかった。ライアンは……世界一優しくて世界一強いホイミンが大好きな大好きな人のままだった。 と、ドラゴンがその長い爪でホイミンの頭をちょん、と小突いた。ライアンがドラゴンを叱るとホイミンは笑った。 「この子、ライアンさんが僕に取られちゃうんじゃないかって心配したんですよ。」 ホイミンは、ふわりと笑ってライアンの頭の横ににゅっと伸ばされてきたドラゴンの鼻面を優しく撫でた。 「今日から僕を君の友達にしてくれる？だったら嬉しいんだけど！」 その言葉が通じたのか、ドラゴンは目を細めてそのざらりとした舌でホイミンの頭を舐めた。くすぐったいよ、とホイミンが笑い、ライアンが腕を組んでゆっくりと頷く。 そんな光景を、村の少年は目をパチパチさせながらただただ驚いて眺めていた。 |
| 210012HITキリ番、まいのん様から「ライアンさんの新たな挑戦」というお題でリクをいただきました。 ライアンさんのお話、ということでしたが、寡黙なライアンさんはなかなか喋らせることが難しく、ホイミンにいろいろと語って貰いました。ライアンさんの出番が少なくてすみません。 新たな挑戦、ということで「もっと剣の道を究める？」「いや、いままで触れないできただろう芸術などに手を染める？」などと考えてみましたが、今回のような話に落ち着きました。ドラクエシリーズの中では「５」の主人公がダントツで好きなのですが、彼のように「モンスターと心を通わせる」力を「４」のメンバーでやるとしたら、私としてはライアンさんかな、と思いまして。 まいのん様、ライアンさんへのリク、有難うございました!! |