木にひっかかった球根
（ワイルドアームズ・Ｆ 主人公三人組＋ハンペン）
「ザックさん、ロディ、ハンペン、あれは一体なんでしょうか。」 セシリアは言った。 ここは惑星ファルガイア。嘗ては緑に覆われた星であったと伝えられているが、1000年前の魔族との争いにより、大地は命を育む力を失った。今日のファルガイアは僅かな森林は点在するものの、黄色く乾いた砂が風に吹かれて舞う荒野が殆どを占めている。 惑星の砂漠化は魔族に蹂躙されたためだけではない。むしろ、魔族と戦うためにエルゥ・・・・永い寿命と高い技術力を持った種族・・・・・・が対魔族のために使用した強力殺戮兵器によるものといってもよい。そして、この星を守る特殊な存在・・・・ガーディアン・・・・・と呼ばれる精霊とも神とも考えられている存在は荒れたこの地を回復させる力を失っていた。・・・・・・・伝承は教えている。ガーディアン達は人間に絶望したのだと。・・・・・・彼らの沈黙がこの惑星を荒れ果てさせた訳ではない。魔族との戦が終わって後、荒廃した土地を前にし、人々は己の生活を守らんがために懸命に努力した。しかし、真の守護者たるガーディアン達の教えを省みようとはしなかった。人間たちは己しか見なくなった。空や、太陽や、周囲の人々さえも見なくなり、競い、ほんの少しでも人の前に出、より多くの富を、地位を得ようと愚かにも戦をしさえした。ガーディアンは人から忘れ去られ、眠りに付かざるを得ず、それが惑星の砂漠化に拍車をかけたのだ。 「ほら、あそこです。」 セシリアは荒れ地にただ一本だけ立っているねじくれた枝を持つ灌木のてっぺんを指さした。 くすんだ金の長髪を無造作に緑のリボンで結び、無精ひげを生やした男が頭を掻いた。丈夫なロングコートのポケットに片手をつっこんだまま言う。 「大方洗濯物でもとばされてひっかかったんだろう。姫さん、いちいち気にしてたらキリがないぜ。先を急ごうや。」 「でも・・・・・」 木の頂上から何かが伝わってくるような気がして、この世界で唯一ガーディアンと心を通わせる力を持ったアーデルハイド王国の姫巫女は顔をくもらせた。と、傍らに居た青い髪を赤いバンダナできっちりととめた少年がするすると木に登っていった。 「ロディ！気をつけて下さい。」 「ザックは好奇心がないんだもんな。好奇心がないと頭がなまって、早くぼけちゃうよ。・・・・・それとももう年寄りになっちゃって木登りとかできないわけ？」 見上げるセシリアの横で、ザックの肩に乗ったハンペンは一度一本の髭をしごいてから言った。・・・・・亜精霊のカゼネズミ。ネズミといっても後足二本だけで立っており、薄い空色の毛皮に、ウサギのように長い耳が生えている。 「何が年寄りだ！それをいうなら、お前の方が400歳を越えてるじーさんじゃねえか。」 「ムッ！知性派のおいらを捕まえてじいさんなんてあんまりだ。カゼネズミの400歳なんてまだまだヒヨッ子なんだからね。そんなこともわかってないなんて、やっぱりザックは頭にいくべき栄養がどこか他にまわっちゃったんじゃないかな。」 「うるせえ！・・・・・・・今日の夕メシの献立をネズミ鍋にして欲しいか？」 まるで漫才を聞いているようだが、ザックは優れた剣士である。そして、「勇気」を司るガーディアンロードを眠りから覚醒させた男でもある。・・・・・まさに人は見かけによらない。・・・・・・・・木に登っている少年ロディは「希望」、それをはらはらしながら見守っている少女は「愛」のガーディアンロードを覚醒させ・・・・・そして・・・・・・復活した魔族の魔手からこの世界を守り抜いたのは今から一年ほど前のこと。形としては平穏を取り戻したファルガイアであるが、世界の各地には、1000年前の戦いで使用された並々ならぬ破壊力をもつゴーレムや、辛うじて封印されている怪物が点在している。・・・・・・・アーデルハイド王宮に戻るべきセシリアがこうして旅をしている理由は、そこにあった。・・・・・・・・ただ、セシリア自身もわかっていることであるが、旅の目的は星を脅威から守るためだけではない。大切なこの仲間達とできるだけ長い時間を過ごしていたいという想いが強いのだ。 木の天辺まで登ったロディは皮手袋を嵌めた手をのばし、ひっかかっていたものを外すと、５メートル程の高さから空中に向かって身を躍らせた。そのままぐっとひざを沈め無事に地面に着地する。 今の動作を見てわかるように、この少年は人間ではない。1000年前の戦いのために人工的に造られたホムンクルス。痛みも恐れも感じることなく、高度な殺傷力を持つ禁忌の武器“ARM”を手に、一体で1000人もの魔族を屠ったという人型殺戮兵器・・・・・すべてのホムンクルスは破棄されたはずであったが、遺跡の中にあった往時の研究施設の中に、まだ赤ん坊の姿でロディは眠っていた。一人の初老の男によって封印を解かれ、目覚めたロディは、人間と同じはやさで成長していった。・・・・・・・彼が自分が人間ではないと知ったのは15年以上が経過してからだった。 セシリアはロディに差し出された球根を見つめた。 「仄かに光っていますね。そして・・・・・白いリボン？」 セシリアがそのほっそりとした指で球根に触れると、いきなり光が強くなり、その光の色は薄紅色へと変化した。と、 ロディはいきなりセシリアの手から球根を叩き落した。 「下がって！」 そしてホルスターからＡＲＭを抜くと引き金に手をかけた。暗褐色だった瞳は赤みを帯びている。精神接続・・・・・ホムンクルスはＡＲＭの内部構造を自分の体の一部と認識し、自らを武器の一部としてＡＲＭを扱い強大な力を発揮する。・・・・・ロディは本気で球根をＡＲＭで打ち抜こうとしているのだ。セシリアはその彼の前に立ち、ＡＲＭの上にそっと手を置くと、下に押し下げ、銃口をゆっくりと下げさせた。 「ロディ？・・・・・・これはきっと悪いものではありませんよ？・・・・・うまく説明できませんけれど、私にはわかります・・・・」 「でも、こんな風に光る植物なんて見たことがない。人工的に造られたものかも・・・・」 セシリアはゆっくりと首をふった。 「造られたものだとしても、この球根からは、芽を出そうとする命の力を感じます。・・・・・・ロディ。撃ってはいけません・・・」 ２つ年上の巫女姫のブルーグリーンの瞳にまっすぐに見つめられ、ロディは俯いてＡＲＭをホルスターに収めた。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 街についた３人は、酒場の二階に部屋を取り、荷物を置いた。 「それじゃ、雑貨屋に行ってからメシ食うか。そろそろ薬も携帯食も底をつきそうだからな。」 はい、といって、小さな丸椅子に腰掛けていたセシリアは立ち上がったが、ロディは上着を寝台に広げるとその上にＡＲＭを置いた。 「・・・・・俺、メンテナンスをしていていいかな。」 ザックは一呼吸置いてから、いつもの調子で言った。 「よし、そんじゃ俺たちだけでいってくるわ。お前はここでゆっくりしてろ。食堂で待ち合わせだ。」 セシリアは振り返りつつもザックのあとに続いて部屋を出て行った。 一人残ったロディは、メンテナンスをするといったＡＲＭには手をふれず、じっと小さな窓から空を眺めていた。それから俯いた。 「南京豆、食べる？」 サイドテーブルから声がした。青い毛皮のカゼネズミが両手に一つずつ、殻付きの落花生を持ってこっちを見ていた。 「ハンペン・・・・・・ザックと一緒じゃなかったんだ・・・？」 ハンペンはさっきと同じ質問をした。 「南京豆、食べるだろ？美味しいよ。」 反射的に、うん、とロディが答えると、ハンペンはどちらの落花生がより美味しいか見定めるような動作をしてから、右手に持った方をかりっと一噛みし、器用に割って、赤茶色の薄皮を被った豆を取り出した。小さな前足で薄皮を取り、ベージュ色の豆をロディに向かってポーンと放る。ロディが口で受け取ると、カゼネズミはパチパチと拍手した。ロディも少しだけ笑った。 ハンペンはサイドテーブルから床に飛び降り、ロディの足を登って彼の肩に乗っかった。 「・・・・・・・・昼間の球根のこと、考えてたのと違うかい？・・・・隠さなくたっていいよ。ロディはすぐに顔に出るたちだし、あのときからおかしいってのは鈍感なザックにだってわかってることだからさ。」 ロディは素直に頷いた。 「おいらも、ロディがＡＲＭをあれに向けたときはびっくりしたよ？だってあれは幾ら光っていたって、どう見たって無害なただの球・・・」 「無害だとしてもいつまでも安全かどうかはわからない。」 ハンペンは肩の上からロディの横顔をじっと見る。 カゼネズミのひげがひくひくと動いた。少年が呟くように発した言葉には突き詰めたような響きがあり、その場の空気を緊張させた。 ロディがＡＲＭを手にし、指で引き金に触ると、彼の暗赤色の瞳がすうっと赤に変わる。・・・・・・・精神接続・・・・・・ホムンクルスがＡＲＭの部品となる瞬間。 ロディは続けた。 「もしも誤作動したら・・・・・・ザックはすぐに俺を破壊してくれるかな。」 カゼネズミにはその意味がわかっていた。1000年前の大戦末期に量産された戦闘用ホムンクルスは、戦場に投入されてしばらくたったとき、ほぼ一斉といってよい時期に誤作動を起こした。対魔族の切り札として開発された彼らは、ＡＲＭを手にし、無差別な殺戮を行ったのだ。人間もエルゥ族も、狂ったホムンクルスを迎え撃ったが、体の一部を飛ばされ、血液に似た赤い液体を周囲に撒き散らしながらも、痛みも恐怖も感じないホムンクルスはＡＲＭを乱射し、死体の山を量産したという。それはまさに地獄絵であった・・・・と今も生きながらえている高齢のエルゥ族は言う。・・・・・そのことをこの目の前の少年は言っているのだ。 ロディは自分の体の中を知っている。魔族との闘いの中、敵を倒すため、そして仲間を守るために、亜空間に落ちかけた一人の魔族に絡め取られた自分の腕を自らＡＲＭで破壊した。・・・・・・・痛みで薄れる意識の中でそこに見たのは金属の光沢を持つ骨格であり、チューブのような血管であり、電子回路のような神経系だった。・・・・・・・・かつてのホムンクルスと違い、痛みを感じる体であっても、自分はホムンクルスであることには違いがないのだ。 随分長い時間がたってからハンペンが言った。 「甘い、甘いよ！ロディ！なんたって相手はザックだよ！殺してなんかくれないってばッ！」 ロディはきょとんとした。ハンペンはぺらぺらとまくしたてる。 「ああいう単純な人間はさ、身近な仲間を殺すなんていう発想は決して頭に浮かばないのさ！ああ、目に見えるようだよ。ロディがＡＲＭを乱射しているとするだろ？そうするとつかつかつかって歩いてきてさ、こうばしっとビンタされるよ？『バカ野郎！いつまで寝ぼけてやがるんだッ！』ってさ。あ、ＡＲＭ乱射してるのにどうやって近づくのかっていうのかい。それはさ、おいらがロディの顔に飛びついてべた〜ってしがみつくからだよ。視界塞がれてたらＡＲＭはあたんないし、ザックみたいな無神経なのはロックオンプラス10発くらいかまされたって、それに気づくかどうかだって怪しいよ？そうこうしているうちにセシリアがぎゅって抱きしめてくるよ？『ロディ、しっかりして下さいッ！』てさ。ザックにビンタされておいらにしがみつかれてセシリアに抱きしめられて、それでロディの誤作動がおさまらなかったらおいら、焼きソバ７皿一人で平らげてみせるよ。どうだい？」 ロディは口を開きかけたが、ハンペンに遮られた。 「ロディを育ててくれたおじいさんは、ロディに痛覚があることを『痛みを知ることは優しさを知ることに繋がる』っていろいろと教えてくれたよね。ザックやセシリアは、そこいらへんを踏まえて、ロディを造った1000年前の科学者は、心ある人だったかもしれないって想像しているらしい。でもおいらはそうは思わない。きっとその科学者は単純に、人間に可能な限り近づけたホムンクルスを造ろうとしただけだったんだと確信してる。痛覚があるのは戦闘用ホムンクルスとしては問題だけど、そのホムンクルスを戦場に投入しようなんてことは考えず、ただ自分の研究に没頭していたマッドな人だったんじゃないかって。・・・・・・・・・・でも、おいら、だからってロディが悩むことなんてないと思う。・・・・・・・・・・・ロディ。おいらだって自分が何者なのかわからない。・・・・・・・・・・・200年ほど前に、おいらと似たような姿をした、年寄りっぽい亜精霊にであった事があるんだ。おいら、自分が何者か知りたくって、そのじいちゃんにいろいろなことをまくしたてたんだ。・・・・・でも、じいちゃんは『500年早い』っていって、次の瞬間には消えてた。・・・・・・・・・・・おいら、もしかして意外と物凄い凶悪な生物に変化するかもしれないよ。先のことなんてわからないさ。・・・・・・・・・・ロディ。人間って生き物は、生まれたときから人間ってわけじゃないんだよ。放っておかれたら動物みたいに育ってしまう。人間は人間に育てられて人間になるんだ。・・・・・・・ロディは造られた存在かもしれない。でも、優しいおじいさんに育てられたじゃないか。人を思いやって、自分の身を省みずに助けることをしてきたじゃないか。お人よしすぎるって思えるほどに人を信じて信じ抜いてきたじゃないか。そして、おいらは見てきたよ。ロディがザックを、セシリアを変えてきたことを。・・・・・・・・・・・ロディが居ないとき、ザックが『ロディが戦闘用ホムンクルスなんてこと、信じられないぜ。・・・あいつが兵器だなんて。』と言ったことがあるんだ。そのときセシリアは言ったよ。『ロディは確かに兵器として造られたのかもしれません。でも、もしそうだとしても、ロディは世界で一番優しい兵器です。』って。それを聞いてザックは『違いねえ。』って笑ってた。」 「優しい・・・・・・兵器・・・・・・・」 小さなロディの呟きに、カゼネズミは大きく頷いた。 「ロディの優しさで、ザックもセシリアもだいぶ変わったよ？・・・・・・・そして、変わった二人によって、ロディも変えられてきたと思うんだけどな。どう？」 先程までロディが感じていた体の内側が寒くなるような感覚は失せていた。 「・・・・・・・そうだね。ハンペンにしがみつかれて、ザックにビンタされて、セシリアに抱きつかれたら、・・・・・・・・・きっと俺、正気に戻るね。」 「そうそう。でも、おいら個人としては、ロディは誤作動なんか起こさないと思うな。」 「どうして？」 カゼネズミは胸をはった。 「知性派を自認するおいらだけど、今回に限っては根拠はまるでナシ。でもセシリアなら言うよ。『ロディは狂ったりなんかしませんッ！それは絶対に絶対ですッ！』・・・・・セシリアの言う事って論理性に欠けることばっかりなんだけど不思議と当たるからなあ。」 絶対に絶対・・・・・・・姫巫女の口真似をするカゼネズミを見てロディは微笑んだ。 そのとき、ノックの音がして、セシリアとザックが入ってきた。 「よ！あんまり遅いから迎えに来ちまったぜ。」 いつもと変わりない様子でいうザックの隣ではセシリアが心配そうにロディを見ていた。彼のことを心配して戻ってきたのは明白である。もしかしたらハンペンとの会話を途中から聞いていたのかもしれない。 そんなセシリアの背をザックはどん、と押し出した。 「姫さん。さっきのことを話してやんなよ。」 セシリアは頷いた。 「ロディ、あのですね・・・・・・・あの光っていた球根、やっぱり気になって荷物から出して二人で見ていたんです。そしてザックさんが持ったら違った色の光を出したんです・・・・・・・・お日様のような暖かい金色の光でした。・・・・・あの・・・・・ッ！ロディも持ってみてくれますか？」 セシリアが遠慮がちに光る球根を差し出した。ロディは、先程自分がARMで粉砕しようとしていた小さな命を、皮手袋をとった手の上にのせた。すると清浄な青い光が辺りに満ちた。セシリアがにっこりと笑う。 「・・・・・・・・空の青ですね。・・・・・希望の西風が吹いてくる高い高い空の色ですね・・・・・・・」 セシリアがロディの手を、彼の手に乗った球根ごと包むように握った。すると光の色は優しいアメジストの色になった。 「ザックも載せてごらんよ！」 カゼネズミに促されてザックが手を重ねると光は白くなり・・・・・・最後にハンペンがザックの手に飛び乗ると、光はその強さを大きく増した。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ かなりの年月がたった。坂を上りきったカゼネズミは立ち止まって同行者が追いついてくるのを待った。 「待って！待って！ハンペン！おいってば！一体何があるっていうのさ？」 暗赤色の瞳を持った少年が息をきらして駆けて来る。 そして丘の頂上までつくと、うわあと声をあげて眼下に広がる風景にその瞳を輝かせた。・・・・・・・・嘗て砂漠だったというその場所には薄紅、黄色、青、優しい色調の色とりどりの花が咲き乱れていた。 「凄いね!・・・・・・・・ハンペンが理由もいわずにこっちこっちってひっぱってくるからなんだなんだって思ったけど、これはとっても凄いね！アハハハハ！」 屈託のない笑顔で少年は花園に寝転んだ。 「皆とっても綺麗だね。・・・・・・そうだな。僕はこの青いのが一番好きだな。」 少年は寝転んだまま、仄かに青く光る花を指先でつついた。 「ね、ハンペンはどれが・・・・・・・・ハンペン・・・・・？泣いてるの？」 ハンペンはごし、と目を小さな手で拭った。 「いや、ちょっと昔のことを思い出しちゃっただけだよ。」 そのとき、さあっと風が吹いてきて、花を優しく靡かせ、甘い匂いを振りまいた。 少年は起き上がり、微笑んだ。 「この風は西から吹いているよね。よくお父さんが言っている“希望の西風”だね。」 ハンペンは少年の肩に飛び乗ると頷いた。そして、花園を見渡した。薄紅色の花、黄色の花、青い花。そして少年の横顔をじっと見つめた。この花園が奇跡ならば、この少年もまた奇跡の一つであった。 「・・・・・・・・この花の事、あとでお父さんに聞いてご覧。面白いから。」 「？おもしろい・・・・・・？の・・・・・？」 ハンペンは微笑んでいるばかりでそれ以上何も言わなかった。 惑星ファルガイアが緑に再び覆われるまで、それほど長い時間はかからないだろう。 |
| ・・・・・・・ゲームを知っていらっしゃる方にとっては冗長、ゲームをやっていない方には意味不明な（どっちにしても駄目駄目です）ワイルドアームズアルターコードF（WA・F)の短編です。しかも本編終了後の話。人外二人組のハンペンとロディです。 例によって我が家設定爆発ですが・・・ロディ、ホルスターなんてもってないんですけれど、ＡＲＭ持ったままで木に登るのは無理そうだから付けさせてしまおうとか・・・・無茶苦茶です。すみません、すみません！ WA・Fの発売以来、WAコンテンツを持っていらっしゃるサイト様を渡り歩いていたのですが、不思議な事にホムンクルスの暴走・誤作動ネタってないのですね。私は山のようにあるかと思っていたのですが。 ザック達はあのあと球根をマリエル（エルゥ族でただ一人地上に残って花を育て、ファルガイアを緑の惑星に戻そうとしている少女）に渡して育ててもらっていた。そして見事に彼女の苦労が実ったというつもりです。 （もちろんアースガルズの周りには私がでっちあげたような花ではなく、ゲームと同じ見事な花畑が拡がっていますとも！ええ！←アースガルズ好き） 齢400歳を越えるカゼネズミ。誰よりも優しい兵器としてこの世に生を受けた少年。人外好きの管理人ですが、その中でも１．２を争うほど好きな２人です。 |