キャラクターに50の質問

（フレドリク･･･王国皇太子）

01　お名前は？
フレドリク=ジ=ユクトランド。名前、というより、王家のものであるという証明のようなものですね
02　性別？
男性です。
03　出身地は？
ユクトランド王国の王都ユクトの生まれです。
04　現住所は？
ユクトの王宮に居住しています。ああ、こういったことはきっと御存知ですね。
05　地位・身分・職業等は？
現女王、母であるマルレナ２世の長男として生まれたので、皇太子という肩書きをもっています。明確な職業といわれると言葉に詰まりますが、政務の補助といったところでしょうか。但し、ユクトランドは王制といっても王族が政治の実権を握っているわけではなく、基本的には議会制です。
06　家族構成は？
母である女王マルレナ２世。父は既に鬼籍に入っています。２歳下の弟ヨアキム、９歳下の弟カレルヴォ、11歳下の妹メルヴィと、３人の兄弟がおりますね。
07　まわりからどんな性格だといわれていますか？
さあ、どのように評されているのでしょう。(笑う)表向きには『切れ者』という言葉をよく耳にしますが、私がいないところでは何をどのようにいわれていますやら。
08　自分の性格はどうだと思いますか？
論理的であり合理的であると思います。そして、私のような立場にあるものは、そうあるべきだと思っています。
09　どうしてもなおらない癖はありますか？
特には。癖などがあると、思わぬところで足元をすくわれないとも限りませんしね。
10　口癖は何ですか？
ありません。
11　長所は？
どのような状況にあっても冷静でいることができます。……取り乱すことはよい結果にはつながらないですしね。
12　短所は？
冷徹だといわれることがありますが、一種の褒め言葉であると受け取っていますよ。長所も短所も、所詮主観的なものですからね。
13　好きな食べ物は？
バランスの取れた料理は、健康増進によいですね。王宮の料理人たちもその点はよく心得ているようです。むろん、母の作る手料理も美味しくいただいています。
14　嫌いな食べ物は？
特にはありません。ユクトランドで作物をつくり、家畜を飼い、魚を摂る人々に感謝しながら食事をしています。
15　座右の銘は？
人の先に立ちたいと思う者は、みなのしもべになりなさい
16　好きな単語は？
克己
17　趣味は？
月並みですが、読書、とお答えしておきます。他に、史跡などを見るのも好きですね。古人が辿った歴史の道筋を辿ることは非常に興味深いものです。
18　特技は？
特技、とはいえないかもしれませんが、法律や判例などを暗記することが容易くできますね。博覧強記という奴でしょうか。他に、ヴァイオリンの演奏もできますが、そちらの方は、所詮素人の手習いです。
19　今一番欲しいものは？
この大陸に属するすべての国家の和平への道。友好国同士の間でであってもその力関係には微妙なものがあり、早期実現は不可能とは思いますがね。
20　今すぐにでも捨て去りたいものは？
そうですね。(幽かに笑う)老害を成す、頭の固い時代遅れの貴族には、政界からの辞職をお勧めしたいところですね。私が捨てる、というとそれには障りがありますので。
21　宝物は何ですか？
むろんこのユクトランドという国家とそこに属するすべてものです。
22　今旅行してみたい場所はどこですか？
今は物見遊山をしている時ではありません。非現実的なことを言ってよいのなら、シュレスベルクでどのようなことが起こっているのかこの目で見てみたいものですね。
23　お酒は飲めますか？
はい。ある程度は飲めた方が、宴席での雰囲気作りに役立ちますので。
24　煙草は吸いますか？
吸えますが……相手によって、その人の前で吸うかどうかを使い分けることにしています。ま、一種の小道具でしょうか。
25　好きな異性のタイプは？
他者のことを思いやれる、慈しみの深い女性ですね。
26　嫌いな異性のタイプは？
自意識ばかり過剰な女性は人として尊敬できません。
27　好きな異性は誰ですか？
(笑う)勘弁願います。私のような立場のものは、居る、にせよ、居ない、にせよ、口を濁しているのが一番よいことなのですよ。
28　嫌いな異性は誰ですか？
そのような質問は、あなたの良識を疑うことにも繋がりかねません。ご一考を。
29　親友は誰ですか？
幼いときよりの学友がおります。
30　こいつとは絶対に友達になりたくないという人は誰ですか？
そのような憎悪の感情を他者に向けるべきではありませんね。どのようにすればわかりあえるか、その道を捜すべきです。
31　苦手な相手は誰ですか？
感情論に走る相手は苦手ですね。感情に走った結果は決して満足するものにはならないものです。……そのような意味で弟たちや妹には少々困らされます。家族というものは、感情論なしには付き合えないものですからね。
32　尊敬する人は誰ですか？
この国の礎を築き、そして支えていった先人達。……一人だけに絞ることはできません。
33　将来の抱負は？
今は大陸の政情がまだまだ不安定ですが、安定に向けて微力ながら尽力したいと考えていますよ。
34　今までの人生において、後悔したことは何ですか？
後悔などありません。その時々で最良の道を探し、事を成してきたのではないのですか。
35　今までの人生において、最も幸福だった瞬間は？
公人としては、今回の紛争が停戦となったときですね。私人としては……プライベートなことなのでここでは伏せさせて下さい。
36　一つだけ願い事がかなうとしたら、何を願いますか？
国家の安寧
37　ありあまるほどお金があります。さぁ、どうする？
こと、金銭に関してはありあまる、ということはないはずですが……。それが出所のはっきりしているものならば国家予算に組み込みます。
38　生まれ変わったら、何になりたいですか？
そうですね。立場は変わっても、この国を見守ることができる何かに。
39　もし自分が違う性別だったら、何をしてみたいですか？
それは公女だったなら、ということですか？でしたなら、他国へと嫁ぎ、国と国を結ぶ役目をすることでしょう。
40　もし明日世界が滅びるとしたら、何をしますか？
……「明日に滅びる」というようなことを人が知りうるわけはありませんが……？成すべきことがあれば成し、それが終わったなら心静かにその時を迎える……のが優等生の答えでしょうが、私は最後まで足掻く気がします。
41　幼いころ、なりたかった職業等は？
職業、といわれましても。皇太子という身分は、一般的な職業選択の自由を有してはおりません。
42　今の地位・身分・職業等をやめたいと思ったことはありますか？
そのようなことはありません。私が皇太子に相応しい働きをしているかどうかは定かではありませんが、私はこの国を愛しています。
43　今の地位・身分・職業等をしていてよかったことは？
私がこの場所にいることにより、国民の皆さんの郷土に愛する愛情をより強く感じることができます。
44　今の性別でよかったと思ったことは？
他国と折衝するには男の身の方が円滑にことがすすみます。無論、女性を貶めて言っていることではありません。
45　母親に一言。
母上の手助けができることを嬉しく思っています。
46　父親に一言。
既にお話をすることはかなわなくなりましえたが、父上の祖国への愛情は私がしっかりと受け継いでまいります。
47　敵キャラの誰かに一言。
敵、にですか。……他国ではなく、我が国の中に巣くう獅子身中の虫に一言言ってよろしなら、私の想定内の範囲で反王家、反議会の活動を行って欲しいものですね。……想定内での出来事なら、逆にそれをこちらに有利となるよう活用もできますので。
48　ファンのみなさんに一言。
私……ですか？これは驚いた。王家の者に対してはむしろ批判的な見方をしてくれた方がいいのではないかと考えていますが。
49　こいつだけには、一言いっておきたいというのがあったらどうぞ。
…………身内にはいろいろと言いたいことがありますが、ひとまず生きて帰ってきたので、こういう場ではなく直に言うことにしましょう。
50　自分の創造主に一言。
(微笑む)私のような人間は動かしづらいでしょう。無理はなさらず。


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